ポケモンの怖い話・ヤバい都市伝説まとめ
ポケモンには数多くの都市伝説が存在する。
中でも、怖い話の数が他の作品とは比べものにならない。
やはり肝を冷やす話というのはそれだけ興味をそそるのだろう。
そんな訳で今回は、数あるポケモンの都市伝説の中から怖い話に的を絞って紹介する。
赤いギャラドスに隠された怖い話
普通はギャラドスの体色というと青なのだが、ポケモンのシリーズや場所によって赤いギャラドスが登場する。
この「赤いギャラドス」自体は都市伝説でも何でもないのだが、赤くなってしまった理由が怖い話として語られている。
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ロケット団が電波妨害をしたことで突然変色したというのは表向きの話…
ある街で大規模な食糧危機が起こった。ギャラドスの進化前の姿であるコイキングは食料として非常に優秀であったため、住民はこぞってこのコイキングを食したという。
食糧難の時には多大な感謝をされながら食べられてきたコイキング。しかし危機が過ぎ去ると住民は感謝を忘れ、時には意味もなくコイキングを虐殺する事件も起きた。
そうして虐げられるコイキングの中から一匹がギャラドスに進化し、怒り狂ったギャラドスは今までの恨みを返すように住民たちを惨殺していった。
その時に浴びた返り血が今も取れず、赤いギャラドスとして存在しているのだ。
ポケモンが人々を襲う事件は何度も発生している。公式資料にあってもおかしくない都市伝説だし、これは人間世界にも言えそうな話だ。
ひとがたポケモン・ルージュラの過去にも怖い話が…
こちらは少し後味の悪い都市伝説。まだ人とポケモンの間に明確な境界がなかった時代。
とある人間がポケモンに恋をし、二人の間に子どもが生まれた。その子どもこそがルージュラである。
彼女は普通の子どもと同じに育てられ、同じように扱われ、同じように学校にも通った。
しかし彼女が口にする言葉は「人が話す言語に似た別の何か」であったため気味悪がられイジメにあってしまった。
ある日いつもより酷いイジメに耐えられなくなった彼女はとうとう、ポケモンとしての力を用いてクラスメイトたちを虐殺してしまう。
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両親がそのことを知ると、彼女は雪山に捨てられた。
やがて寒さに耐えられずルージュラは凍死してしまうのだが、彼女の魂は浄化されず今もその怨念が人々を襲うという。この都市伝説だが、一体誰が悪いのだろう?
普通に育てた両親か、友人たちを殺してしまったルージュラか、それともイジメをしていたクラスメイトか。怖い話でありつつも教科書の題材にもなりそうな深い都市伝説だ。
なおルージュラはその姿が「差別的ではないか」として一部で問題にもなっている。こうした問題はとてもデリケートなので、ある意味これも怖い話と言えるかもしれない。
ポリゴンショック事件…真犯人はあの人気ポケモン
「よい子のみんな、テレビを見る時は」から始まるおなじみのテロップ。都市伝説ではない事実に基づいた話なのだが、実はこのテロップが表示されるようになったのもポケモンがきっかけなのだ。
ポケモン同士の手に汗握る戦闘シーンで問題の現象は起きた。「100万ボルト」を表現するために、極端に明るい光が短い時間の間に連続した。
その刺激の強さからポケモンを見ていた子どもたちが次々と気を失ってしまったのだ。放送終了後には苦情が殺到…ポケモンの放送もしばらく規制されたし、この件はニュースでも報道される一大事件となった。
そしてポリゴンがアニメ版に初登場した回に起きたことから「ポリゴンショック」と呼ばれているのだが…100万ボルトでピンと来た人もいるだろう。
そう、何を隠そう実際にポリゴンショックを起こしたのは「ピカチュウ」なのだ。ポリゴンにとってはデビュー作を台無しにされた上に汚名まで着せられて…踏んだり蹴ったりだろう。
「どうなんだ、ピカチュウ」
「ピカー?」
愛くるしい表情で鳴かれたら許してしまいそう。何とも怖い話だ。いかがだったろう。
最後はオチに使ってしまったが、始め2つの怖い話は「人が招いた悲劇」という方向からも選んでみた。
非公式に語られる都市伝説の、しかも怖い話の中にまで教訓があるなんて流石ポケモン…奥が深い。