【ネタバレ注意】正体は烏丸蓮耶!名探偵コナンの黒幕が判明
何となく忘れがちだが、名探偵コナンのメインストーリーは「黒の組織」との対決である。
しかし20年以上の連載で徐々に核心に近づいてはいるものの、いまだに黒幕の正体は明かされていない。
追記2020/04/27:
という流れだったのが、コミックス95話でようやくその真相が明らかになった。
そこで今回は、改めて名探偵コナンの黒幕の正体について明かしていこう。
ここがポイント!
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黒幕=「あの方」の正体は烏丸蓮耶だった!
やはりこれだけの長期連載だと読者の感心も黒幕の正体に向くものだ。実際に読者から寄せられる黒幕についての疑問や質問も多かった。
名探偵コナンの作者・青山剛昌はたびたびこの黒幕の正体に関してコメントを残してきた。その中で、黒幕として否定された人物は以下の通りだった。
・アガサ博士
・毛利親子と妃英理
・少年探偵団の3人
・ジンやベルモットなど黒の組織メンバー
・工藤優作
・工藤新一本人
そんな中、ようやく開かずの扉を開くかのごとく黒幕の正体が舞い込んできた。
それが冒頭でも話したコミックス95話(サンデー1008話)に登場した「烏丸蓮耶」だ。
具体的にはある人物が残した「ダイイングメッセージ」という形で。
経緯をざっくり話していくと…約17年前にプロ棋士の羽田浩司がアメリカのホテルで殺害された事件。
ここで、彼が残したメッセージ(U MASCARA)をコナンの父・工藤優作が読み解くことで烏丸蓮耶が黒幕の正体と判明したのだ。
ちなみに以前、作者の青山氏がダ・ヴィンチという雑誌のインタビューを受けた時のこと。
インタビュアーから「黒幕の正体はいつごろから決めていたか」という質問をされ、青山氏は単行本のとある巻を指差しながら「このあたり」と答えた。
そして青山氏はすぐさま「この巻を読んだら黒幕がわかってしまう」として具体的な巻数の発表を控えさせていた。
今となっては後出しジャンケンのようだが、ここで青山氏が指していたのは30巻だったのだ。
烏丸蓮耶は黒幕の正体として明かされるまで、コミックス30巻にたった1度登場しただけという脇役中の脇役。
さらに彼は名探偵コナンの作中で「半世紀前に99歳で死んだ人物」とされていた。
にも関わらず、烏丸蓮耶は黒幕の有力候補としてその名が挙がっていた。
それは以下の理由からだ。
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ボス(黒幕)のメールアドレスは「七つの子」
簡単に説明しよう。
ケータイのプッシュ音は押す番号によってそれぞれ音が違っていて、黒幕のメールアドレスを手打ち入力すると童謡「七つの子」のメロディになるというものだ。
さらに「七つの子」はカラスをテーマにした歌。
童謡の歌詞、それは「か〜ら〜す〜なぜ鳴くの。からすは山に~」でお馴染みのアレだ。
つまり名前にカラス(烏)がつく烏丸蓮耶こそ、名探偵コナンにおける黒幕の正体だと兼ねてから言われていた。
黒の組織は創立から50年以上経っている
少なくとも半世紀以上の歴史ある組織。
故に黒幕の正体であるボスは「それなりの高齢」だという見方がされていた。
またこの話しはある「伏線」にもなっていてそれは他の記事に譲るが、若返りの薬である「アポトキシン」。
組織のボスである黒幕は「若返り放題」。つまり外見的な年齢は一切アテにならないと言う考察も根強かった。
烏丸蓮耶がボスであればこれを使わない手はなく、普通に生きていれば150歳を超えてくる彼だからこそ予想を裏切る黒幕として相応しかった。
と、ここも後出しジャンケン的に思ってしまう。
烏丸蓮耶(黒幕)と「あの方」は別の人物?
これはドンデン返しとも言えるが、名探偵コナンには多くの「オトナの嘘」が存在する。
例えば青山氏は以前まで「名探偵コナンはいつまで続くか」という質問に対し「100巻以内には終わらせる」と発言していた。
それが最近では「やっぱり名探偵コナンは余裕で100巻以上続く」と意見を180度変えてきた。
ファンからすると作品は長く続いてくれた方が嬉しいが、これは立派な嘘である。
また「オトナの嘘」に関しては名探偵コナンの作品内でも同じことが言える。名探偵コナンにおける最大のウソというと何が思い付くだろう?
言わずもがな、それは江戸川コナンが隠し続ける正体についてだ。
彼は謎の薬の効果で子どもに戻ってしまったが、この薬(アポトキシン)は黒の組織が研究・製造を続けていたものである。
ここで先に伝えた伏線が生きてくる。
それはズバリ、アポトキシンを使った烏丸蓮耶が他の人物に成り代わっていると言う考察だ。
「黒幕の正体が分かった、ハイ終わり!」
それでは名探偵コナンを連載し続ける意味はないし「悠に100巻以上続く」と明言してしまった手前、国民的探偵アニメとしてこんなに情けないオチはない。
こうなると一番自然な結末は、黒幕の烏丸蓮耶がまずその権力を駆使して若返りを図った(外見を変えた)。
そして名前を変えて「あの方」として今の時代に存在し続けている。それもコナン達の身近で。
これこそが名探偵コナンとして名落ちしないストーリー展開なのだ。
現にネット上では、ある人物が「あの方」の最有力候補として絞られている。
それが円谷光彦である。
彼が「あの方」の正体だったという根拠はたくさん示されている。
詳細は続きの記事で紹介したい。