【鋼の錬金術師】ハガレンから教わる人生の名言集
日本人はアツい展開が好きだ。ワンピースしかりナルトしかり、売れた作品はいずれも心に響く名言を持っている。
そして2000年代を代表するアニメ「鋼の錬金術師」にもやはり名言がいくつも存在する。
そこで今回は、数多い鋼の錬金術師の名言から厳選したものを紹介しよう。
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努力って大事!鋼の錬金術師「アル」が教える名言
人体錬成の失敗で自分の肉体を全て失ったアル。これについて彼はこんな名言を残している。
「人は何かの犠牲なしに何も得ることはできない。何かを得るためには、それと同等の代価が必要になる」
これは鋼の錬金術師の核ともなる「等価交換」についての一文でもある。しかしまぎれもなくアルが放った名言であって、リアリストやニヒリストな一面がうかがえる。
では、彼の内面は常に冷めていたのか?もちろんそんなことはない。
「兄さんも天才だなんて言われてるけど、努力という代価を払ったからこそ今の兄さんがあるんだ」
これもアルのセリフである。12歳にして「鋼の錬金術師」の称号を得たエドという天才。
それを弟の立場からずっと見続けていたアルだからこそこんな風に感じるのだろう。アルは努力というワードに対して敏感だ。
他にも、こんな努力に関する名言を残している。
「何かに一生懸命になれるってことはそれ自体が才能だと思う」
「不毛な努力って言われてるけど、ただ祈って待ち続けるよりそっちの方がかなり有意義だと思うけどね」
他人のヒガミなんて気にするな。自分がやりたいと思ったことを突き進めばいい。
筆者はこう言っているように聞こえるが、いかがだろう。もちろんアルは「無駄な努力なんてない」とは言っていない。
それ以上に「何もしない時間が無駄」だと言っているのだ。一度きりの人生。
あなたはどうやって時を過ごす?
もはや哲学者?鋼の錬金術師「ホムンクルス」の名言が素晴らし過ぎる
フラスコの中の小人…いわゆる「お父様」が放った名言がある。
「知識は何よりも宝になる。そして重荷にならない。生きていくための力だ」
これは多くの子どもに知ってもらいたいセリフである。特に知識は若いうちの方が詰め込みやすい。
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学校制度が幼い頃にだけあるのもそのためだ。現実世界には「少年よ大志を抱け!」なんて名言があるが、抱いているだけではダメなのだ。
その夢のために何が必要か、何をするべきかを知ろう。そのために勉強と、そして学校がある。
しかしそれを教えるのが「鋼の錬金術師」というマンガなのはちょっとした皮肉か。
鋼の錬金術師の軍部が放った数々の名言!
「破壊と創造は表裏一体!これがすなわち大宇宙の法則なり!」
出だしからいきなり名言を紹介する。これは鋼の錬金術師に登場する軍部の少佐・アームストロングのものだ。
ちょっとアレなキャラなので言っていることも飛び抜けているが、読み解けばかなりしっかりしている。
つまり、何かものが作られれば必ず壊される。始まりがあれば終わりがあるという「世の中の方式」を表わしているのだ。
もしくは破壊を失敗、創造を成功と置きかえてもいい。
「失敗と成功は表裏一体!」
積み重ねた先に「エクセレントアンドブリリアント」な結果が待っているのだ。
また、同じ軍部から中佐のマースも「おまえさんを理解して支えてくれる人間を一人でも多く作っとけよ」
このような名言を残している。
要するに友達を多く作れということだ。友達はあなたを理解し支えてくれる、かけがえのない大切な存在である。
そんな彼の親友であり、鋼の錬金術師屈指のイケメン・ロイも名言キャラだ。
「思考を止めるな!生きる事をあきらめるな!」
「成し遂げたい目的があるのだろ。立ち止まっている暇があるのか?」
「世界は不完全だ。だから美しい」
鋼の錬金術師の中でも、彼の名言は特にストレートだ。ロイの実直な性格が現れていると言える。
だがそれだけに素直に感動できるのではないだろうか?現代社会は娯楽社会とも呼ばれ、とにかく子ども達を誘惑する遊びが多い。
息抜きには最適だが、遊びすぎた場合…ロイの名言を思い出すと良いかもしれない。鋼の錬金術師は多くのことを我々に教えてくれている。
しかし学びなど抜きにして考えた場合、個人的に鋼の錬金術師の中で最も名言だと感じるのは、やはりエドの「ド三流」だろう。
「オレ達とおまえとの格の違いってやつを見せてやる!」と続くやつだ。
説明不要の格好良さ!名言中の名言ではないだろうか。