【解禁】ドラクエのおもしろ裏設定・トリビア集!

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ゲームの中でもRPGというジャンルはとにかくシンプルだ。ドラクエのシステムはその中でも特にシンプルだと言えるだろう。

敵と「戦って」キャラクターを「強く」して、ストーリーを「進め」ればいつかはクリアできるのだ。

しかし、ドラクエにはそのシンプルさとは反対にかなり考え込まれた裏設定が存在した。

今回は、そんな知れば驚きの裏設定をいくつか紹介したい。

 

竜王は元々、味方だった!?

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竜王といえばラダトーム城のお姫様を誘拐し、また世界を支配しようとしたドラクエ1のラスボスである。

悪のシンボルとしてもよく紹介される竜王だが、裏設定によるとやはりただの魔物ではなかったようだ。

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そもそも魔物であったのかも怪しい。と言うのも、ドラクエ3に竜王の先祖が登場している

「竜の女王の城」という場所にいる「竜の女王」こそがそれだ。勇者が会いに行った時にはすでに弱っており、重要なアイテム「ひかりのたま」をくれると共に死んでしまう。

しかし、彼女が死んだ場所には一つの大きな卵が残されていた。城の中にいる人々は「卵をずっと大切に守る」と話している。

実は、この卵がかえった姿こそ竜王なのだ。この裏設定は漫画版の「ロトの紋章」でも明らかにされている。

本当なら竜の一族として勇者を導く立場の存在だったのだ。過保護に育てられてグレてしまったのだろうか…

 

地名にまつわる裏設定

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ドラクエ3関連でもう一つ。この作品の世界地図は我々が住む地球の地図に似せてデザインされている。

現実の日本にあたる場所に「ジパング」という村があることからも分かるだろう。

しかしジパング以外にも、ドラクエ3の町や村などの名前にはその土地に関係した言葉がつけられているものがある。

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言葉だけでは分かりづらいと思うので、この裏設定に当たる地名をいくつか書き出してみた。

ロマリア
実際のイタリアの辺りにある。恐らく首都の「ローマ」と「イタリア」を組み合わせたものだろう。

イシス
こちらはエジプト。名前の由来もエジプト神話の女神「イシス」から来ていると思われる。

エジンベア
北欧の国スコットランド。首都の「エディンバラ」という名前を少しもじったもの。

グリンラッド
こちらはほとんど原型のままグリーンランドだ。

ドラクエ3をプレイした人の中には、現実の世界地図をこのゲームで覚えたという人も多いのではないだろうか。

由来までセットにすると更に覚えやすくなるかもしれない。

 

ビアンカの年齢にまつわる裏設定

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こちらはドラクエ5の裏設定。このゲームは、シリーズの中でも珍しく主人公が結婚する。しかも相手を選ぶことができるマルチシナリオ方式になっている。

子供時代から登場し、ドラクエ5のヒロイン的キャラクターであるビアンカもお嫁さん候補の一人だ。

このビアンカの年齢だが、主人公と初めて会ったときには主人公が6才だったのに対し、ビアンカは8才だった。つまり2才年上のお姉さん

二人はレオーヌ城を冒険するなどして一緒に遊んだ仲だったが、主人公が旅に出るとそのまま離れ離れになってしまう。

ようやく再会したのは10年後で、この時にビアンカを結婚相手の一人として選ぶことができる。そして実際にビアンカと結婚したとする。

そうすると、その後のストーリーで主人公とビアンカは魔物の呪いによって同時に石にされてしまう。

二人の間には双子が生まれていて、主人公が石にされてから8年後に子ども達が呪いを解除してくれる。

その後ビアンカも石の呪いを解いてもらうのだが、この年月というのが主人公が元に戻ってからちょうど2年後なのだ。

石になっている間は年齢が変わらないので、二人は偶然にも同い年になれたという裏設定である。

魔物の呪いが原因ではあるが感動的な話ではないだろうか。フローラやリメイク版で登場したデボラは年齢が不明なので、何となくありがたみが感じられない。

結婚するならやっぱり「ビアンカ」。ドラクエは簡単なシステムやテンポの良さでライトユーザーにも好まれている。

しかしヘビーユーザーにも興味を持たれるのは、今回のような考え込まれた裏設定があるからではないか。

ドラクエが「国民的RPG」と呼ばれる理由はこんなところにもあるのかもしれない。

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