《閲覧注意》マクドナルドのハンバーガーが腐らないってホント!?
世界中に店舗を展開して日本でも馴染み深い存在のマクドナルド。
手軽で美味しいと人気な反面、近年では品質について問題視されている。
昔から「マクドナルドのハンバーガーは腐らない」と都市伝説になっているのはご存じだろうか?
食品の安全性に注目が集まる中、気になる内容と真相を探っていこう。
また、マクドナルドの現在の対応策も紹介していきたい。
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マクドナルドのハンバーガーだけ腐らなかったと噂に!
マクドナルドはファストフードの代表的存在の一方、食品質については様々な問題が取り上げられている。その問題の代表的ネタというのが「マクドナルドのハンバーガーは腐らない」という説なのだ。
冷凍のアイスクリームとかならまだしも、調理しているハンバーガーが腐らないというのは通常考えにくい。
これは動画投稿サイトで「全米ファストフードチェーン店のハンバーガーを同じ環境で30日間放置したらどうなるか」という内容の実験がアップロードされて話題となった。
ほとんどのハンバーガーがカビを生やし腐っていく中で、マクドナルドのハンバーガーだけが変化なく腐らなかったのだ。
この動画により「腐らないのは添加物や防腐剤など身体に悪いものがたくさん入っているから」と悪い噂がたちまち広がり、マクドナルドの評判を落とす結果となった。
しかし、この結果が事実とは言い切れない。動画を見て「本当に腐らないのか?」と同様の実験を試みた人々が続出した。
その多くの実験結果では、どれも一様にマクドナルドのハンバーガーは10日ほどでバッチリとカビが生えて腐っていたのだ。
また、ポテトに関しても腐らないという噂があがっているが、同様の実験動画やブログのほとんどで「腐った」という報告が多い。
専門家いわく「環境によって乾燥し、食品の水分が高速でなくなると菌も繁殖せずにカビが生えないことはある」と述べている。
マクドナルド側もハンバーガーが腐らないという噂について「そんなことはあり得ません」と完全否定している。
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つまり、話題にされた実験は腐っていないわけではなくハンバーガーが乾燥し、ミイラ化していただけなのかもしれない。ポテトに関しても同様であろう。
または意図的に作られたネタ動画の可能性もある。筆者はこの議論の前にこう言いたい。食べ物を粗末にしないようにしよう…。
普通に聞けばまずあり得ないと分かる内容だが、マックの食品に不安を覚える人が少なくないのも事実。その点は信頼を取り戻す必要性を感じるばかりである。
マクドナルドはホントに対策してるのか?
これまで述べた通り、現在のマクドナルドの信頼は低迷している。そんなことから消費者の安全と安心のために「見える、マクドナルド品質」というものを公式HPなどで紹介している。
これはマクドナルドで扱われる原料の原産国と最終加工国、他に製造過程や消費者の疑問にも答える取り組みだ。加えて、各メニューのアレルギー情報や製造ラインの紹介など、かなり細かな情報提供を行っている。
確かに以前と比べると透明性は増している。さらに、ママ達によるマクドナルド食品の直接チェックや意見を取り入れた「ママズ・アイ・プロジェクト」もスタートし、より消費者に近づいた視点で安心を提供する試みが図られている。
このプロジェクトではママ達が実際に店舗抜き打ちチェックを行い、工場や農家の視察や製造体験まで徹底的に関わって安全を確認する。現役ママ達のミーティングは月1回行われ、ブログや店頭で報告される。
モグモグマックのような「子供にも安心して食べさせられる」を重視したメニューはこのように生まれたのだ。ちなみに視察ツアーは一般公募で、100名の募集に対して2175名もの応募があったそうだ。
子供を育てる親としても品質安全にはかなり関心が高いことが分かる。このようにマクドナルドの信頼回復の策は本気である。
今の品質管理を見れば「腐らないハンバーガー」を売る店とは言われないのかもしれない。様々な問題から経営が低迷するなか、今後どのように闘っていくのかが注目視される。