【トムとジェリー】実は悲しい最終回だった…
「トムとジェリー」といえば有名なアメリカのカートゥーンムービーだ。
何となく古い作品に感じるかもしれないが、意外なことに今でも新作が作られている。
しかしトムとジェリーには、この事実とは正反対の「最終回」にまつわる裏話があるのをご存知だろうか…
最終回ではトムが亡くなる!?
「トムとジェリー」といえば、やはり2匹のケンカシーンでおなじみだ。
ワナにかけられて怒ったネコがネズミを延々と追いかける場面だが、(本来なら)簡単に捕まえられそうなジェリーを必死に追いかけ回す…
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見ている方からするととてもコミカルに見える。アニメにはその他多くのストーリーがあるが、あまりにもインパクトが強すぎて他のシーンを忘れてしまうくらいだ。
しかし都市伝説によると、最終回ではこのドタバタ劇が見られないのだという。そればかりか最終回にはトムすら現れないらしい…
筆者が見る限りそんな回は知らないが、これは本当なのか?タイトルが「トムとジェリー」だけに違和感ありありだし、どちらか一方の欠けた最終回なんて正直イヤだ…
しかし、その真相は意外にもトム(ネコ)の習性に関係していた。本来ネコと言うのは自分の死期が近づくとどこかに姿を隠してしまう。
噂の最終回によると、トムもこの習性でジェリーの前から身を隠したのだ。その後、彼は誰にも気付かれないようにひっそりと亡くなったのだ。
トムとジェリーの悲しい最後
ケンカ相手のいなくなったジェリーはもちろん不思議に感じたし、寂しくもなった。しかし彼のイタズラ心はそれよりも大きかった。
ケンカ相手がいなくなり暇を持て余していた彼は、ある日一匹の猫を見つける。すると、いつものようにワナにかけようとした。
ところが「最終回」では意外な展開が待っていた…なんとこの猫はワナには目もくれず、いきなりジェリーに襲いかかったのだ。
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驚いた彼は逃げることが出来ずこの猫に噛まれてしまった。ネズミがネコの攻撃を受けて無事でいられるはずがない。
意識が薄れて行く中、ジェリーは何を思ったのだろう。
「あのバカ猫がいなくなったせいで…」
こんな風にトムを恨んで死んでいったのか?いや、そうではない。
最終回の都市伝説では次のように語られている。
最後に知ったトムの優しさ
実はワナにかけようとした猫はひどくノロマそうな相手だった。
「こいつなら簡単にイタズラできる」
いつもの感覚からおそらくそう思ったのだろう…しかし、結果は先ほど紹介した通り。
ジェリーはこのノロマそうなヤツに殺されてしまった。だが、最終回の都市伝説によると彼はここで初めて気が付いたという。
そう、トムがいつも「手加減してくれていた」ことにだ。いつもちょっかいばかり出していたのに彼は本気で怒ってはいなかった。
それどころか、本来はエサの対象でしかない彼(ネズミ)の遊び相手になってくれていたのだ。最後の最後でトムの優しさを知ったジェリー。
そして彼もまた、同じように天国へと旅立っていった。これが「トムとジェリー」の最終回にまつわる都市伝説の全てである。
ちなみにこの「最終回」、どうも日本人の創作らしい。つまりトムとジェリーは、国境を越えてオリジナルエピソードが作られるほどの人気アニメと言うことだ。
今は亡き作者も天国で喜んでいるに違いない。