【裏設定】知ってた?ポケモンにまつわる3つの裏話
ポケモンは主に子どもをターゲットとしたゲームだ。だからゲーム中の雰囲気は全体的にほんわかしているし、登場するキャラクターも可愛いものが多い。
しかし、驚いたことにその世界観などは結構考えこまれている。普通にプレイしているだけではあまり知ることのできない、そんな裏設定を今回は紹介する。
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町の名前は全て色だった?
ポケモンの世界には多くの町が存在する。この裏設定は初代ポケモンに関してのことだが、そんな多くの町の全てに色に関する言葉がつけられている。
・トキワタウン……トキワ(少し濃い目の緑)
・タマムシシティ……タマムシ(いわゆる虹色のこと)
・ヤマブキシティ……ヤマブキ(オレンジに近い色)
例えばこういった感じである。有名な色の名前なので知っている方も多いだろう。
中には「ハナダ」とか「セキチク」といったように普段あまり聞かない色の名前も使われている。また、他のシリーズでもこの裏設定にあてはまる町が結構あるようだ。
日本では多くの色に名前が付けられていて「和色」とか「伝統色」などと呼ばれる。もし気になったら調べてみるといいかも知れない。
なるほど、少し勉強にもなりそうな裏設定だ。
新種誕生にまつわる裏設定
こちらはちょっとミステリアスな裏設定。ポケモン世界には沢山のポケモンが存在している。
しかもその種類は気付けばどんどん増えている。例えば初代では151匹だったのに、ブラック・ホワイトではとうとう500匹を越えた。
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続編が出るたびに増えていくポケモンだが、これには1つの法則がある。それは「新種が生まれるごとに今までいた動物がいなくなる」というもの。
特に姿の似ている動物がターゲットになるらしい。つまりネコ系ポケモンが誕生すると、猫の種類が1種減ってしまう。
「その猫の種類が進化したのでは?」
と考えそうになるが、これもどうやら違うようで中々に謎めいている。
都市伝説のような話だが、小説版で語られているちゃんとした裏設定なんだとか。ポケモンの中には人に似た姿をしたものもいるし、もしかするといつかは人間も…?
ポケモン世界のその他、裏設定…
現実の世界にはルールがある。お酒は20才になってからとか車の運転には免許が必要といったもの。
意外だが、ポケモン世界にもこうしたルールが裏設定として存在する。いくつか紹介しよう。
・義務教育は小学校まで
・10才になると大人として扱われる
・税金もちゃんと払わなければいけない
・免許を持っていないとトレーナーにはなれない
これはかなり厳しい。筆者が10才のころなんて「今日の晩ごはん何だろう…」くらいしか考えてなかった。それがいきなり大人として扱われるだなんて…
他にもジムリーダーは4回連続で負けると交代させられるとか、ポケモンジムは国から認められないと始めてはならないとか、細かな裏設定が沢山ある。
その理由はトレーナーの育成が多くの国でもっとも重要になっているから。夢や希望ばかりだと思っていたが、意外に厳しいポケモンの世界。
それでも主人公にはたくましく育って欲しいものである。
いかがだったろう。子ども向けのゲームだが大人でも感心してしまいそうなくらい裏設定が作りこまれている。
また裏設定のいくつかはゲーム内でも明らかにされているので、興味がある方はぜひ。
…待てよ、もしかしてこれがスタッフの狙い?