【ネタバレ注意】「艦これ」で深海棲艦の正体が明らかに!
「艦これ」は、サービス開始から数年たった今も着実にファンを増やし続けているシミュレーションゲームです。
深海棲艦と呼ばれる敵キャラクターと戦うために、手持ちの味方キャラクターをレベルアップさせて配置していくという育成要素とキャラクターの可愛さが「艦これ」の魅力と言われています。
しかし、公式で明らかにされている設定は驚くほど少ないのです。
その謎の多さが逆にプレイヤーの想像をかきたてて多くの二次創作や裏設定が作られてきました。
特に敵キャラについては今までほとんど語られることはなかった「艦これ」ですが、「劇場版 艦これ」で初めて多くの背景が明かされました。
この記事では、劇場版のネタバレを交えつつ深海棲艦の正体について解説したいと思います。
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「艦これ」の裏の主役?深海棲艦の正体とは
「艦これ」の敵キャラは敵方ながら妖しく美しいデザインのものが多く、主人公顔負けの人気ぶり。
中でも可愛い幼女の姿をした北方棲姫は「ほっぽちゃん」などと呼ばれ、グッズ展開やキャンペーンでひっぱりダコになっています。
「艦これ」を始めたばかりの方にはネタバレとなってしまいますが…こういう可愛らしい敵はほとんどがボスクラスの強敵ばかりなのです。
逆に、駆逐イ級等の弱い敵は人からかけ離れたクリーチャーのような姿をしています。
このことから「艦これ」の敵は強くなればなるほど「人型=艦娘」に近づいていると推測できますね。
実際、イベント最深部に登場するボスキャラはそのイベントのクリア報酬としてゲットできる新キャラにそっくりな姿をしていることが多いです。
他にもどこかで見たような外見の敵が多く出てくることから、プレイヤーの間では以前から深海棲艦の正体は「元艦娘」という裏設定が囁かれてきました。
「艦これ」の真の敵がアニメのネタバレで判明した!?
この正体にまつわる裏設定を決定付けたのが、TVアニメ版「艦これ」での駆逐艦・如月のエピソードでした。
こちらはTV版のネタバレですが、ストーリー序盤で敵の不意打ちを受けて如月が轟沈してしまいます。
「艦これ」の世界では「轟沈=死」であり、復活することはできません。
このことからプレイヤーは轟沈を可能な限り避ける戦略が要求されます。
それにも関わらずあっさりと如月を轟沈させたこのエピソードは、放映直後からその描写等を巡ってファンの間で賛否両論の舌戦を引き起こしたのです。
残念ながらあまり高い評価を得られなかったTV版でしたが、その後製作された「劇場版 艦これ」はその議論に一旦の終止符を打つものでした。
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TV版で一度は轟沈した如月が突然、鎮守府に戻ってくるところから「劇場版 艦これ」はスタートします。
戻ってきた如月は以前の記憶をなくしているだけでなく、姿かたちも次第に敵である深海棲艦に近づいていきますが。
その理由もネタバレしてしまうと…轟沈した艦娘が深海棲艦となり、それが沈められると今度は艦娘として転生して、また戦うという連鎖を繰り返しているからです。
転生以前の記憶を持っている正規空母・加賀は「敵を全て沈め、かつ自分たちが沈まないことしか完全勝利はない」と静かに語りました。
味方に犠牲を出さなければ、敵として転生するものもいなくなるので平和が訪れる…というのが彼女の出した結論だったのです。
今まで公式に一切の説明がなかった深海棲艦の正体。そして「艦これ」における戦いの意味が初めて明らかになった瞬間でした。
初めてご覧になった方には若干、唐突とも思える展開だったかもしれませんね。
これは「特に必然性もなく轟沈させられた」というTVアニメ版に対する批判へのアンサーとも言えるでしょう。
設定の曖昧さも「艦これ」の魅力
深海棲艦の正体は「艦娘」であると判明した「艦これ」ですが、アニメとゲームは異なる世界観だと言うファンも根強く存在しています。
まだネタバレしていない設定の方が多いだけに…それも当然かもしれません。
しかし大きな設定が判明したことでより世界観が増したとは言えます。
ゲームをプレイしている人にとっても「このボスを撃破して、新キャラをサルベージするぞ!」と言ったモチベーションにも繋がるでしょう。
多くの想像の余地を残したまま「艦これ」には敵味方問わず、今も次々と新しいキャラクターが登場しています。
各プレイヤーたちには独自の世界観があり、それを共有・議論することでより「艦これ」の魅力が増していくのです。
今後も新しい展開から目が離せませんね!