知ると納得!「ファイナルファンタジー7」にあったビックリな裏設定
映画や小説にと多くのメディアで関連作品を出しているファイナルファンタジー7。
ゲームというジャンルの中でもスピンオフ作品を何本も発売しているなど、同シリーズの中でも特に人気が高いゲームと言えよう。
そこで今回は、未だに多くのファンがいるこの「ファイナルファンタジー7」にまつわる裏設定を紹介したい。
ファイナルファンタジー7は「たった2週間」の出来事 だった…
FF7は同シリーズ初のプレイステーション作品ということもあって、当時にしてはかなりのボリュームがあった。
始まりの町「ミッドガル」での出来事が長いこと続いていたため「箱庭的な感じなのかな」と思っていたら、ディスク2に入っていきなりフィールドに出る。この事に感動したプレイヤーは筆者だけではないだろう。
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その後は世界を旅して多くのメンバーを仲間にして行く。途中で神羅カンパニーやミッドガルが壊れたりメテオが接近するなどの大きな事件がいくつも起こり、それらを乗り越えてエンディングを迎えるわけだが…
なんと裏設定によると、これらの出来事は全てたった2週間で起きたことなのだそう。つまりファイナルファンタジー7は、スタートからエンディングまでの期間がたった14日しかないということだ。
この裏設定、実際にスクエアが発売した設定資料集に「年表」という形で書かれてある。こんな短期間であれだけの出来事が重なれば、ゲーム内の人たちがパニックになるのも納得だ。
「激動」という言葉があるが、まさにそんな感じだろう…
エアリスとセフィロスが「兄弟」という裏設定も…
ファイナルファンタジー7のヒロインの1人であるエアリス。そして最大にして最強の敵だったセフィロス。
ゲーム内では赤の他人として扱われていた2人だが、実は開発途中まで他人同士ではなかったという裏設定もある。なんでも、彼らは元々「母親の違う兄妹」という設定だったとのこと。
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しかし「やっぱり他人にしよう」ということになって今の状態になったのだが、髪型が似ていたりするのはこの時の影響なんだとか…ちなみにエアリスの名前は英語のEarth(地球)をもじったもの。
セフィロスは神話に出てくる「生命の樹」とも呼ばれる「セフィロト」の読み方を変えたもの。
「母なる大地」という言葉があるように地球は「命のシンボル」でもあるので、2人の名前は何となく関係しているようにも思える。
こんなところにも、元々は兄妹にするはずだった裏設定のなごりが残っていると言えるだろう。
ファイナルファンタジー7と10は繫がっていた!?
ところでこのFF7だが、後に発売されたファイナルファンタジー10の世界と同じなのだそう。
このシリーズは作品ごとにオリジナルの世界が用意されているので、珍しいケースではあるが裏設定でハッキリと明かされている。
裏設定によるとどうやらファイナルファンタジー10の方が過去の話らしく、驚くことに「7」の2000年も前の話なのだそう。
ファイナルファンタジー7の舞台から2000年前と言えば勘のいい人ならお気付きかもしれない。そう、「ジェノバ」と呼ばれる生命がこの作品の「地球」に攻めてきたころである。
ファイナルファンタジー10ではこの生命を「エボンジュ」と呼んでいた。
ジェノバ・エボンジュ。日本語では全く関係なく思える2つの名前だが、英語に改めるとわかりやすい。
「jenova」そして「avonej」。
つまり、エボンジュとはジェノバを逆から読んだ言葉なのだ。このことからも確かに両作品が繫がっていたと分かる。
今回紹介した話はファイナルファンタジー7の裏設定のほんの一部でしかない。機会があれば他の話も紹介したいが、自分で調べてみるのもいいかもしれない。
その度にあなたの知らないファイナルファンタジー7の世界が広がるだろう。