「もののけ姫」に噂される3つの都市伝説…コダマはトトロの先祖!?
皆さんもおなじみの「もののけ姫」は、ジブリシリーズの中でも屈指の人気を誇る傑作だ。
当然ながらヘビーなファンも多く、今回紹介する内容を既に知っている方もいるかもしれない。
ざっと概要を挙げると…トトロとコダマの関係・もののけ姫の真のタイトル・裏で密めく税金対策(?)の3つになる。
この都市伝説を知ると、この作品をもう一度見たくなるだろう。
そんな訳で、この記事は「もののけ姫」の都市伝説について大解剖していく。
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トトロはコダマの生まれ変わり?
作中に登場する白くて不思議な生物。ご存知「コダマ」だが、都市伝説ではこの生物がトトロの昔の姿だと言うのだ。
実際似ている点もあって、トトロは森の妖精でコダマは木霊である。トトロは大きな大木に住んでいるし、コダマも木に宿っている。
さらに、宮崎監督はコダマについて「この木霊が数百年経ってトトロになるというイメージで「もののけ姫」を制作した」と述べていたのだ。
これはヒントと言うか、この両作品が制作において意識されていた事は間違いない。作中の最後には沢山いた木霊はいなくなるが、1体だけ映像に映る。
そして、その背景にはトトロに登場する木の芽の様なものがある。つまりその後、時を経てトトロに進化したと考えてもいささか不思議ではないのだ。
ちなみに大トトロは3000年も生きていて、もののけ姫の舞台は室町時代。その場合、コダマの年齢はおよそ2400〜2600歳。
その後トトロの姿になったと考えられる。
本当のタイトルは「アシタカ聶記(せっ記)」?
「もののけ姫」というタイトルは大変インパクトがあるが、都市伝説では当初、別タイトルでの公開予定だったという。それが「アシタカ聶記」。
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この作品がほぼ完成した頃、宮崎氏が「アシタカ聶記はどうだろう」と、プロデューサーの鈴木さんに問いかけたのだ。
これは日記を意味していて、アシタカが「後日談」的なスタイルで語りかける情景をイメージしたそう。
しかし鈴木さんは「もののけ姫」のタイトルを大変気に入ったため、変更なしでテレビCMも流して続行に踏み切った。
制作後にタイトルが変わっていないことに宮崎さんは気付いたが、問い詰める事はなかったという。
実際に視聴者からの評判が大変良く、変更しなくて良かったと内心思ったかもしれない。(筆者も「もののけ姫」の方が良いと思う…)一応都市伝説とされてはいるが、かなり信憑性の高い話だ。
もののけ姫は「税金対策」という都市伝説が…
ジブリは1990年代後半からグッズ販売に力を入れていて、売れ行きは常に好調だった。そんな中、税金対策の為にもののけ姫が制作されたという都市伝説が浮上した。
何故かと言えば、ここ最近の興行収入は好調。それに伴い多額の税金を納めることが確定したからだ。
ちなみに税金対策で手っ取り早いことと言えば、掛かる経費を増やすこと。
それには映画製作費に費用をあてることが一番だった。結果的にもののけ姫の興行収入も193億で大成功を納めたが、一方で製作費も23億で過去最高額と言われた。
過去の作品ではキャラクターに注目が集まることが多かったジブリだが、映画の製作費に注目が集まった事はジブリ史上初だった。
それもそのはず…通常アニメ業界は製作費を掛けずギリギリの状態で作られるからだ。
それに加え、もののけ姫は制作期間が長いこともあり専門職の人に払う給料もかなり高額だったと予想される。
一言メモ
税金対策という都市伝説には驚いたが、売れただけあって未だに色褪せない作品の一つだろう。
しかし多くの注目を集めるだけあって、それ相応の専門職や技術が制作に関わっている事に改めて気が付いた。