そんなバカな!「スマブラ発売」までの裏エピソード・都市伝説
大乱闘スマッシュブラザーズといえば、任天堂の人気キャラクターが数多く登場する人気シリーズだ。
このスマブラは最大4人同時対戦が可能なので友達と一緒に遊んだ人も少なくないかと思う。
今でも続編が作り続けられているスマブラだが、実はいくつもの試練を乗り越えた「苦労のゲーム」だということが都市伝説で判明した。
スマブラは元々「違うゲーム」として開発予定だった
スマブラといえばカービィ、リンク、ピカチュウ…そしてマリオなど有名キャラクターたちを戦わせるまるで「おもちゃ箱」のような作品だ。
しかし都市伝説によると本来は彼らが登場する予定はなかったのだそう。またスマブラという名前も後からつけられたもの。
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開発中のタイトルも判明しているのだが、その名がなんと…
「格闘ゲーム竜王」
うーん…かなりハイセンスなタイトルだ。しかしこれは開発中に「とりあえず」で付けられたコードネームと呼ばれるもので、後から正式なタイトルをつける予定だったとか。
そうは言っても「竜王」とはなんだろう? 任天堂のキャラにはそんな名前の人物はいない。
都市伝説によると元々、このゲームは「4人同時対戦が可能な格闘ゲーム」というコンセプトだけで開発が始められた作品なのだ。つまり本来はゲーム内に登場する人物も全てオリジナルの予定だったのだ。
ところがこれだとインパクトに欠けるため、開発途中でガラッと登場人物を入れかえた。こうして出来上がった形こそ我々がよく知る今のスマブラなのだ。
結果的にこうなったが下手をすれば「スマブラ」は我々の知る「スマブラ」ではなかったかもしれない…
スマブラが発売されたことで広まった「ある」都市伝説
ようやく「スマブラ」として開発を進められることになった同作品だが、まだまだ試練は続いていた。ゲームを販売するには社内で行われる発表会のようなもので「これはいける!」と思わせる必要がある。
ところがこのスマブラ…都市伝説では会社内の評判があまり宜しくなかった。
なんでも「有名キャラクターたちが戦い合う」のはそのキャラや他の作品のイメージを考えるとあまり良くないと思われていたのだ。
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インパクトを付けるために他作品の主人公たちを集めたのに、それが逆に会社内での評判を悪くしてしまったのだ。こうした理由からスマブラは「販売しない」方向で話が進められていた。
しかし、ここで奇跡が起きる。都市伝説によると発売予定だった他の作品がとある事情から発売出来なくなってしまったため「代わりにスマブラを発売する」ことになったのだ。
なんとも素晴らしいタイミングである。こうして見事な復活を果たしたスマブラだが、苦労はまだまだ続いてしまう。
スマブラは何故ここまで大ヒットしたのか?
発売決定されたスマブラだが前述の通り、会社内の評判が良くなかったので売れる作品とも思われていなかった。そのため初代スマブラは全くと言っていいほど宣伝をさせてもらえなかった。
新しいゲームが発売される際はTVや雑誌、今ならネット広告でも情報を得れるが都市伝説によるとそうした活動をほとんどさせてもらえなかったそうだ。
こうした状況で発売されたスマブラは案の定、ほとんど売れなかった。販売された週の売り上げがたったの18万本。十分多いようにも思えるが、後に販売された3DS版は同じ期間に100万本を超えている。
中身のわからない作品を買うのは誰だって不安だし、そもそも知名度が低く知っている人も少なかったので当然である。しかしここでまた逆転の都市伝説が…
スマブラはその後テレビで放送されたり実際にプレイした人の評判から徐々に人気が出始めた。初めこそ18万本しか売れなかったスマブラだが、気付けば売り上げが100万本を軽く超える大ヒット作となったのだ。
これはニンテンドー64の中でもトップ3の販売数を誇る。初代がここまで売れなければシリーズ化されることもなかっただろう…
まさにいくつもの苦難を乗り越えた奇跡の作品・スマッシュブラザーズの都市伝説である。名作はどんな状況からでも成功する。だからこそ「名作」と言えるのだろう。