都市伝説じゃなかった!ディズニーの泣ける感動エピソード3つ
ディズニーはショーやアトラクションが充実している他に、ゲストの夢を守るためのサービスが素晴らしいことで有名である。
今回はディズニーの高いサービスから生まれた感動エピソードや都市伝説を紹介していこう。
夫婦が頼んだお子様ランチ
ディズニーでは「死んだ子供でさえも一時蘇らせることができる」という都市伝説がある。この都市伝説が広まったきっかけとして、ある感動のエピソードが話題になった。
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ディズニーの飲食店にあるお子様ランチは、9歳以下の子どもがいない場合には注文はお断りするマニュアルになっている。そんなある日、夫婦が自分たちの料理とともにお子様ランチを頼んだ。
店員は「お子様ランチはどなたが召し上がるのでしょうか?」と聞いたところ、夫婦は「今日は死んだ子供の誕生日なので頼んだ」と言った。
話によると夫婦の授かった念願の娘は体が弱く、一歳の誕生日を迎えずに亡くなったというのだ。
すると、店員は夫婦を二人席から家族テーブルに案内し、子ども用の椅子もセッティング。そして、お子様ランチをその席に用意した。
二人はこの行動に涙を流して「今度は、娘か弟を連れてここに訪れたい」と大変感動したそうだ。
魔法にかけられた婚約指輪
ディズニーに初めて訪れた夫婦がジャングルクルーズに乗った後に、奥さんが大切な婚約指輪を失くしたことに気付いた。
キャストに報告するも見つからず、女性は「川の中に落としてもう見つからないだろう」と絶望した。その数時間後に「指輪が見つかった」とキャストから声がかけられた。
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女性は驚いて「どうやって見つけたんですか?」と尋ねたところ、「ここは魔法の国ですから!」と答えたそうだ。
都市伝説のような話であるが、この時ディズニーは指輪紛失の報告を受けて全キャストに通達を行ったのだ。さらに川に数名のダイバーまで手配して全力で捜索したという。
落としたノートが宝物に…
ディズニーノートにキャラクターのサインを集める目的で訪れた男の子が、ディズニーシーの海にノートを落としてしまった。だが数日後、男の子の家に落としたノートが無事に届けられた。
この時、男の子の両親は海で落としたはずの物が「濡れていない」ことに疑問を覚えた。なぜ…?そんな面持ちで中を確認したところ、なんと男の子がまだ集めていないキャラクターのサインまで付いていた。
感謝とともに詳細を聞くと、ノートがなくなったと報告されたキャストが「同じ物を用意して、全キャラクターのサインまで集めた」というのだ。両親は深く感動し、このノートは彼の一生の宝物になった。
ディズニーに魔法がかかるという都市伝説は、このようなゲストを感動させる対応の良さにあるのかもしれない。
カストーディアルの神対応
ディズニーをくまなく掃除するカストーディアルに「何しているんですか?」と聞くと、「夢のかけらを集めているのです」や「皆さんの楽しい気持ちが溢れたので、拾っているのです」など、夢のある感動的な回答をしてくれる。
勘の良い人はもうお気付きかもしれないが、感動の都市伝説の多くはキャストの意識の高さからくるものが多い。マニュアルを越えた対応をすることこそが、ディズニーの基本理念なのである。