沖縄　心霊スポット

沖縄といえば過去に悲惨なことがあった土地で、地元ならではの心霊スポットもやはりそうした場所に多い。

そしてこの沖縄にも、他の地域と同様に都市伝説的な心霊スポットがあるのは事実だ。

今回はそんなホットな「沖縄の心霊スポット」たちを紹介しよう。

Sponsored Link

地域一帯が心霊スポット！？沖縄市八重島の高層住宅！

沖縄市に「八重島」という地域がある。間違っても八重山諸島ではないので注意したい。

この八重島には高層住宅と呼ばれるちょっとした団地がある。実際、現在も人が住んでいるが、一方で心霊スポットとしても有名な場所だ。

この団地は周囲がお墓に囲まれた場所にあり古くは火葬場もあったという立地条件のため、人によっては何度も幽霊を見てしまうという。

夜中なんて特に危険でタクシーの運転手でさえ寄り付かない。また団地内のマンションは常に部屋が埋まることがない。

というのも、誰かが入居すると同じ数だけ部屋を引き払う人が出るのだ。これは何かの呪いだろうか？

ともかく沖縄市八重島の高層住宅群は「ヤバい」のだ。近所にある公園も地元の沖縄人からは心霊スポットと記憶されている。

この場所については特に有名なエピソードがある。ある夏の夜、花火をするために1つの大学生グループが「八重島公園」を訪れた。

沖縄市内でも比較的大きめの公園で、アスレチック遊具などもある。広場といったほうが正しいくらいの大きさだ。

大学生グループが持ち込んだ花火で遊ぼうとすると、闇の中に1人の男性がいることに気づいた。それはベンチに腰かけたホームレス風の男性。

この公園が心霊スポットとの噂を知っていた彼らは少し不気味に感じつつも、男性には気付かない振りをして花火を楽しんだ。すると、いつしかホームレスを囲む3人の女性が立っていた。

だが大学生グループが花火を終えて彼らの方を見ると、後から来た女性3人が立つだけでホームレス風の男はこつ然と姿を消していたのである。

彼らが見たのは本当にホームレスなのか、それとも怨霊だったのかは定かではない。

ほかにも八重島公園は「肝試しに行った際に自転車やバイクの鍵が壊れた」など物理的にも悪影響を与えるほど、沖縄では強力な心霊スポット。

その原因は先ほど紹介した「火葬場」。実はこの公園、すぐそこは例の火葬場があった場所になる。

ちなみに八重島公園のホームレスは興味本位で訪れた人を追いかけ回すなど…かなりアグレッシブであることでも有名。

そんな、心霊スポットとして二重に怖い八重島周辺。もし行くならそれなりの覚悟が必要になりそうだ。

 

沖縄のコンビニが心霊スポットって本当？

今や24時間営業が当たり前となったコンビニエンスストア。「便利」という和訳どおり、最近では各種支払いや荷物の受取もできて生活の中になくてはならない存在だ。

ただし、もしコンビニが心霊スポットだとしたらどうだろう？いや。実際にそんな「幽霊の出る」コンビニが沖縄にはあるのだ。

Sponsored Link

かの店舗は現在も営業中であり、お店の人の迷惑になるため詳しくは言えない。が…このコンビニは沖縄南部の某所にある。噂ではこのお店、入り口からして既に雰囲気がおかしい。

と言うのも、他県と同じく沖縄のコンビニも自動ドアが多いのだが、ここは完全手動のままなのだ。一説には自動ドアにすると「誰もいないのに開きまくる」せいだとしている。

買い物中もまた怖い。「何を買おうかな」などと商品を物色していると、勝手に品物が棚から落ちるのである。

まるで幽霊が「これを買え」と催促しているようだ。いや、もしかすると心霊スポットの噂にかこつけて従業員が棚の裏から商品を押し込んでいるのかもしれない。

しかし「そんなことをして何になる」という話なので…違うだろう。そしてそんな従業員ですら、深夜のバイト中に「誰もいないのに黒い影を見た」などの被害にあっている。

ただしまあ、特に呪われるとか取りつかれると言った噂はないのがこの心霊スポットの特徴だ。場所が場所だけに幽霊も空気を読んでいるのだろうか。

沖縄のコンビニ、ダテではない。ちなみに沖縄には同じように「お店」が心霊スポットになった場所が他にもある。それは沖縄の離島・宮古島にある喫茶店。

とは言え、こちらは既に廃墟になっていて営業中ではないが…以前テレビ番組で「怖がりを克服する」というコンセプトの元、某芸能人がこの喫茶店でコーヒーを飲むロケ企画に挑戦した時のこと。

その夜、この芸能人は何頭ものイルカが浜に打ち上げられて死ぬ悪夢にうなされた。宮古島といえば沖縄でも屈指のイルカウォッチングで有名な場所。

そのため、何か関係があるのではとずいぶん噂された。またこの喫茶店は、地元では「霊の通り道」としても古くから知られていた。

こうした場所に建物が作られると幽霊のたまり場となり、心霊スポットにもなりやすいのだ。どうやらここの経営者もそんなタタリにあってか、首を吊ってしまったようだ。

更に噂を聞きつけてやってきた肝試しグループの1人が行方不明になったとか、（1階は比較的安全だが）2階まで探索した友人が精神的におかしくなったなど…心霊スポットならではとは言え、シャレにならないエピソードが多すぎる。

宮古島は沖縄の観光地としても有名な場所だが、もし旅行中の探検でこの喫茶店を見つけても決して中に入ろうとしてはならない。

 

沖縄県民も真っ青「七福神の家」！名前からは想像も付かない心霊スポットだった…

沖縄県南城市に、とある心霊スポットが存在する。空き地の中に一件だけポツんと立った赤い屋根の家。

周囲には不思議と本当に家が一件もなく、心霊スポットとされるこの建物だけが背丈の高い草木に覆われた形で存在している。

「七福神の家」

この心霊スポットは地元沖縄ではこう呼ばれている。なんでも過去に一家心中があったらしく、不憫に思った人が「七福神の置物」をまつったのが名前の由来のようだ。

別説に霊能者がタタリを鎮めるために置いたというものもある。いずれにしろ、現在「七福神の置物」は撤去されているらしく確認のしようもない。

「七福神の家」は雑草が生い茂っていて建物に近づくだけでも苦労する。まさに「心霊スポット」といった光景だ。しかも床板やドアなども取り除かれてコンクリートがむき出しになっている。

もちろん周囲は木々に囲まれているから、一旦中に入ってしまうと近くの公道すら見えない、ちょっとした異世界気分を味わえる心霊スポットである。

噂では建物の2階が危険らしく、地元沖縄では「女性の霊が顔を覗かせていた」などの話が聞ける。実際に2階に上がろうとすると踊り場にスプレーの落書きで「STOP!」と注意書きがされてある。

なお、「七福神の家」は独特の雰囲気から廃墟マニアにも人気の心霊スポット。肝試しのつもりが中でばったりカメラ小僧と遭遇することもあるかもしれない。

 

沖縄の霊能力者「ユタ」の聖地！恩納村の心霊スポット「ＳＳＳ」とは？

皆さんは「ユタ」と言う人たちをご存知だろうか？これは沖縄地方に古くからいる霊能者のことである。

厳密には祈祷師(きとうし)で、地元沖縄では「神人」と書いて「かみんちゅ」とも呼ばれる。ユタになるためには正式な修行をする必要がある。

今回紹介する心霊スポットはそんなユタの修行場の1つとも言われている「SSS」。読み方は諸説あるが「スリーエス」が正しいようだ。

「古くからあるユタの修行場」のわりに外来語の名前というのが奇妙だが、これは近辺のガードレールに「SSS」なる記号が書かれていたことに由来する。

場所も沖縄県の恩納村に実在する心霊スポットである。ユタの修行の場になるくらいだからそれはもう霊験あらたかな場所で、良くも悪くも霊ならほとんど呼び寄せるという。

そのため「SSS」の入り口には「立ち入り禁止」の看板が立てられている。とはいえ心霊スポットなんて大体は私有地なのでそんなものかもしれない。

だがユタ以外の霊能者はこの「SSS」に足を運ぶことすら嫌がるというから、やはり「何か」あるのだろう…テレビの心霊特集でもこの場所だけはロケが出来ないと言われるほど。

沖縄のローカルテレビも一切、ここの取材はしない。要はそれだけ危険な心霊スポットと言われているのだ。

また、もう1つのユタの修行場である大山貝塚。こちらにはなんと「命の保証はしない」という恐ろしい文言付きの看板すら立っているようだ。

ここまで来ると完全に自己責任。何があっても筆者は一切関係ないのであしからず…

いや、ビビってはいない。

沖縄には独特の文化や歴史があるだけに、その地方に特色されたネタが多数存在する。

こうした心霊スポットは彼らの生活に密着している分、信ぴょう性があるのではと思う。

他にこんな記事も読まれています