意外とファンも知らない…ドラゴンボールのワケあり都市伝説
国民的なアクション作品「ドラゴンボール」。
海外人気も凄まじく、日本代表と言っても過言ではないだろう。
そんなドラゴンボールにまさかの都市伝説があるのをご存知だろうか?
そこで今回は、筆者も驚いた都市伝説の数々をご紹介しよう。
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ここがポイント!
ドラゴンボールの主役が「車の免許」に悪戦苦闘…
都市伝説によると、ドラゴンボールの作中には悟空とピッコロが車の教習所に通う話があるそうだ。
「なぜ悟空とピッコロが?」「そもそも舞空術があるのでは?」「むしろドラゴンボール世界に教習所なんてあるの?」
などなど…様々な疑問が飛び交うこの都市伝説。どうやら人造人間編が始まる少し前に放送されたストーリーで、都市伝説いわくアニメオリジナル回でもあるそうだ。
アニオリ展開なら何でも許されるのか…!と言うと決してそうではないが、元々ドラゴンボールはギャグ主体の作品。
たまにはこうした「息抜き」も必要とのことで作られた話と言われている。2人が車の免許を取りに行く理由も面白い。
ある日、チチが買い物帰りに巨大イノシシに襲われた。しかし家に帰ると悟空たちは相変わらず修行に明け暮れていて、家事も一切手伝わない。
「せめて車の免許くらい取るだ!」
キレたチチにそう炊きつけられて悟空は教習所に。なぜかピッコロまでとばっちりで通うことになった…というのだから、この都市伝説がいかにユニークかわかる。
またこの時ピッコロが私服を着ているのだが、これがまた都市伝説級にセンスがないようだ。ダボッとした英字プリントのTシャツとツバを後ろに回したキャップ。
当時の流行だったかも知れないが、恐ろしいほど似合っていない。その後「神様」にもなるピッコロだが、戦闘以外はからっきしなのか…
教習中も2人のセンスのなさが顕著に現れる。車を運転するシーンはかなりハチャメチャな展開になっているのだ。
都市伝説によると、最後は路上教習中に悟空とピッコロが崖崩れに巻き込まれるバスを助けて、何となくハッピーエンド!もちろん2人は免許を取れず、話もほんわかした感じで終わる。
また、この翌週には人造人間編が始まったようで「免許の話」もこれっきりになってしまった。
…はずだったが。実はこの都市伝説にはまだ続きがある。
アニメ・ドラゴンボールで「セル編」が始まる直前のこと。時代的には、初めて免許を取りに行ったときから3年ほど後のこと。
やはり修行に明け暮れる悟空たちだったが、ここでもちょっとした「息抜き」が行われる。チチの計らいでピクニックをしようと池のほとりまでやって来たのだ。
だがこのシーン、都市伝説によるとなぜか車が横付けされているという。
「3年がかりで悟空が免許を取ってくれた」
同行していたクリリンにそう説明するチチ。石の上にもとは言うが、実際に3年もかけて取るとは根気のいることだ。
だがピッコロが免許を取ったかに関しては、都市伝説でも謎のまま。まあ…神様だから無くても問題ないだろう。
理由が都市伝説的!?ドラゴンボールから消されたランチ
「くしゃみをすると凶暴になる」
そんな特徴のおかげか、初期ドラゴンボールでは大オチに使われていたランチ。作中では天津飯に一目惚れするシーンもあり、当時ドラゴンボールを見ていた人たちは、誰もが2人がカップルになることを予想していただろう。
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ところがランチは、ある時期からぱったりとドラゴンボールに登場しなくなる。ギャグからバトルに作品内容が変わったこともあり、「二重人格」というキャラは扱いにくかったのではないか。
もっぱらの考察は上記のようなものである。しかし都市伝説では、別の噂がささやかれているのだ。
というのも「二重人格」というキャラクター性。この設定が大問題だったようだ。
そのため、とある人権団体からクレームが付いたという都市伝説もある。この騒動によってランチはドラゴンボールから徐々に姿を消したのだが…ブルマとはまた違った魅力のあるランチ。
都市伝説の内容が本当なら、悔しがるファンも多そうだ。ちなみにこうした人権問題は都市伝説いわく、他の部分でも見られるらしい。
たとえばピッコロの指は原作では4本なのに、アニメ版では5本に変えられている。またミスターポポも「黒人差別」のシンボルだとして、海外では青色になっているそうだ。
国内のドラゴンボールファンからは考えられない変更点…我々からするとまさに顔面蒼白といった感じか。
ドラゴンボールで一番の「モテ男」はクリリン?
クリリンといえばセル編の終了後、人造人間18号と結婚したことで知られている。しかし、2人が付き合う前のこと。
クリリンは既に他の女性と交際していた。あまり知られていない事実だが、ご存知だったろうか?
彼女の名前は「マロン」。ドラゴンボールZから登場したアニメオリジナルのキャラクターだった。
作中ではクリリンと相思相愛の仲。このまま2人は結婚するだろうとまで考えられていた。
しかしそんな最中、ドラゴンボールは人造人間編に突入。そしてセル編・ブウ編と物語が続いて行くのだが…
強大な敵を前にしてスッカリ自信をなくしたクリリンは、それ以降マロンと別れる。そしてご存知の通り、クリリンはその後に出会った18号と結婚。
しかし娘の名前が「マーロン」というから未練たっぷりである…クリリンとマロンが別れた理由について、作中では上記のように語られている。
が、都市伝説いわく「本当の真相」は別に存在するという。それはマロンの自由奔放さがPTAの目に付いたというもので、彼女はドラゴンボールの世界観に合わないキャラだったと言われている。
そもそもアニメオリジナルキャラだったので、鳥山明が知らなかった。もしくは、知っていたけれど忘れてしまった…
などなど、都市伝説によって理由は様々だ。いずれにしろ複数の女性と交際したのは、ドラゴンボールの中ではクリリンが唯一と言われる。
しかも嫁さんは人造人間なので若いまま決して老けないし、そのうえ美人と来ている。クリリンの「プレイボーイ伝説」はどうやらホントみたいだ。
「悟空と悟飯」に都市伝説的な事実が…実年齢がたったの3才差だった!?
ドラゴンボールの2大主人公であり、実の親子でもある悟空と悟飯。実はそんな2人の年齢が「3才しか違わない」という驚きの都市伝説がある。
ということは、悟飯は悟空が3才のときに生まれたのか?そんな馬鹿な話があるワケはない。
実際に、悟飯は悟空が20才のとき…ドラゴンボールの物語でいえば、ラディッツ編が始まる少し前にチチとの間に生まれている。
じゃあ「都市伝説はまるでデタラメではないか!」というと、あながちそうとも言い切れないのだ。
なぜ都市伝説では「3才差」と語られているのか?これは悟空の「死亡歴」と関係していたからだ。
悟空は過去に何度か敵に倒されていて、長いこと界王様のいる天界で暮らしていた。「亡くなった後は歳を取らないだろう」という考えで計算してみる。
すると都市伝説の通り、2人は親子でありながら3才差になるのだ。何とも矛盾を感じる都市伝説だが、この通り決して間違ってはいない。
今後のドラゴンボールの展開次第では、悟空のほうが年下になる日が来るかもしれないのである。なお年齢と言えば、クリリンとミスターサタンが「実はタメ」という信じがたい都市伝説もある。
にしても、サタンの方が大分老けている気もするが…単に老け顔なのだろうか、娘は美人なのに。
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「キャラ名」にまつわるあの都市伝説は本当?
ドラゴンボールに登場するキャラクターの名前には「ある共通点」がある。そんな都市伝説が噂されているのを皆さんはご存知だろうか?
分かりやすいのがサイヤ人。これは文字を組み替えると野菜人になる。なるほど、サイヤ人は確かに「野菜」に関係した名前が付けられている。
たとえば悟空の本名であるカカロットはキャロット(人参)、ベジータはベジタブル(野菜)、そしてラディッツはラディッシュ(二十日大根)。このように、モチーフとなる名前を少しもじって付けているのだ。
ナッパやバーダック、ブロリーなども皆この設定だ。また都市伝説いわく、この共通点はフリーザ編にも見られるという。
大ボスであるフリーザの由来は「冷蔵庫」から来ている。そのため、部下たちの名前も全て「冷蔵庫に入ってそうなもの」で統一されているのだ。
特にその中でも、ギニュー特戦隊のリーダー・ギニューは「牛乳」がモチーフになっている。よって、他のメンバーも全て「乳製品」という二段階の仕掛けがある。
・リクーム…クリーム
・バータ…バター
・ジース…チーズ
・グルド…ヨーグルト
ジースはジュースという説もあるが、都市伝説的に考えればこれは間違いだろう。つまり、ドラゴンボールのキャラ名にはある程度の「規則性と決め方」が存在したという事だ。
しかし中には、元々「ソバ」と名付けられていたのが鳥山明氏のモノ忘れで、後々「シュウ」という名前に変えられた悲しいキャラも存在している。うーん、やっぱり適当なのかもしれない。
ドラゴンボールの「Z」に隠された真の意味とは
「ドラゴンボール」はかなりの長期作品である。そのためタイトルが一環していると整理がしづらい。
このことから、ドラゴンボールはシリーズによって若干タイトルが異なるのだ。最も有名なのが「ドラゴンボールZ」だろう。
だがこの「Z」、ただ整理しやすくするだけの記号ではなかった。都市伝説によるとこれはドラゴンボール作者の「願い」でもあるというのだ。
というのも、Zはアルファベットの「最後」の文字。この文字をタイトルに付けたということは…
「ドラゴンボールはこのシリーズで最後にするよ!」
という意思表示に他ならないのだという。このことを証明するように、ドラゴンボールの「コミックス17巻」ではあるセリフを口にする。
「もうちょっとだけ続くんじゃ」
「もうちょっと」と言うからには、鳥山明氏の中ではあと数巻ほどで終わらせる気だったのだろう。しかし実際は「全42巻」という超大作に…
なんと、あと少しと言ってからの方が「長く続いている」ではないか。そんな中で制作されたドラゴンボールZ。
作者のうんざりした様子が都市伝説越しに伝わって来るのはさておき…また、ドラゴンボールZの更に続編となる「GT」。
これは表向きには「グランド・ツーリング」の略とされている。もしくはグレート・ツーリングやギャラクシー・ツーリングの意味もあるようだ。
しかし、都市伝説では全く別の語源を紹介している。ある都市伝説だと鳥山明氏がゲーム好きということから、レースゲームの「グランツーリスモ」が由来だとしている。
また別の都市伝説では、ドラゴンボールGTが作者非公認で作られたシリーズ作品であることから「ごめんなさい鳥山先生」の略という噂も…もちろん公式にはグランド・ツーリング(壮大な旅)が正しいのだが…
都市伝説として広まるからには、他の由来もあながち嘘とは言えないのかもしれない。なお「ドラゴンボールAF」というシリーズの有無がネット上で噂されているが、これは非公認でまさに都市伝説的な作品。
実在もしないし、一部では「エイプリル・フール」の略ではないかと言われるほど信ぴょう性のないネタである。ただし噂の出どころが海外とのことで、ドラゴンボール人気の高さを証明するうってつけの都市伝説かもしれない。