【閲覧注意】坂本龍馬のフリーメイソン説がガチで怖い…
日本史で織田信長や徳川家康に並んで有名な坂本龍馬。
特に最近は幕末ブームのおかげで「好きな偉人」の上位にもあげられる。
そんな日本人の多くが好きな坂本龍馬だが、一説では彼がフリーメイソンだったとも言われている。
これは一体どういうことだろうか?
気になったので、今回はその真相について調べてみた。
ここがポイント!
なぜ坂本龍馬がフリーメイソンなのか?
実は、坂本龍馬のフリーメイソン説は昔から噂されている。都市伝説フリークなら聞き飽きたほど有名な話かもしれない。
また近年では、坂本龍馬とフリーメイソンの関係を書いた本もいくつか出版されている。しかしフリーメイソンといえばヨーロッパ発祥の組織だ。
一方の坂本龍馬は遠い島国の、元々は名も知られていない武士だった。この2つが一体どうやって繋がったのだろうか?
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最も有力なのはトーマス・グラバーの影響ではないかという説だ。グラバーといえば幕末の日本で「商人」として成功したイギリス人で、2015年に世界遺産にもなったグラバー邸の主人としても有名だ。
教科書にも度々出ることから知っている人も多いだろう。そして学校ではもちろん教えられないが、このグラバーもフリーメイソンだったという噂がある。
元々フリーメイソンだったグラバーが坂本龍馬を結社に引き入れたのだ。尚、この時代の日本にはグラバー以外にも数多くのフリーメイソンが渡航してきている。
日本にやってきた初のフリーメイソンはオランダ商館長のイサーク・ティチング、また黒船で有名なペリー提督も会員ではないかと見られている。
つまり、坂本龍馬はいつでもフリーメイソンに入会する機会があったのだ。
坂本龍馬の活躍こそフリーメイソン説最大の証拠だった!
歴史上で大活躍した坂本龍馬だが、意外なことに倒幕運動が起こるまでほとんど無名の人物だった。そもそも本来は武士ではなく商人の家に生まれたが、脱藩して浪人になったのだ。
現代で言えばフリーターもしくはニート。それが国のシステムまで変える大仕事をしたのだから、どれだけ偉大な人物かが分かるだろう。
もちろん坂本龍馬のチカラだけでは無理だ。実は、倒幕運動や明治維新の裏にもフリーメイソンの活躍があったのだ。
たとえば坂本龍馬は日本初の商社・亀山社中を作っている。この亀山社中は倒幕に必要な武器などを主に購入していたが、記録によればピストルを1万丁近くも購入している。
また倒幕派の長州藩に売るため軍艦ユニオン号を買い付けたりもしていた。一体、これらを買う金はどこから出てきたのか?
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それは言わずもがな、フリーメイソンが坂本龍馬に援助したのである。また坂本龍馬といえば、それまで仲が悪かった薩摩藩と長州藩の手を組ませた逸話でも有名だ。
しかしこの一大プロジェクトにも、やはりフリーメイソンの助けがあったという。確かに坂本龍馬は「カリスマ的な人物」として疑う余地はない。
だが彼一人でやれることには当然、限界がある。坂本龍馬を現在のようなヒーローに仕立てあげた存在こそがフリーメイソンなのである。
坂本龍馬の「暗殺」にあの集団が関わっていた?
1867年12月10日、大政奉還を見届けた坂本龍馬の身に不幸が起こる。俗に言う近江屋事件であり、坂本龍馬はこの日、何者かに暗殺されてしまう。
この事件の首謀者あるいは実行犯には、様々な説があげられている。新選組や京都見廻組、坂本龍馬とともに襲われた中岡慎太郎も疑われているが、どれも信ぴょう性が低い。
いずれも龍馬を暗殺する理由、または暗殺したことを隠す理由がないからだ。だが「フリーメイソン」にはその理由が存在した。
そもそも、なぜフリーメイソンが「坂本龍馬」を後押ししていたか?
これはアメリカの南北戦争が予想より早く終わったことと関係している。グラバーをはじめ、フリーメイソン会員には武器商人も多くいた。
ところが彼らは、南北戦争の終戦により武器の在庫を大量に抱えてしまった。争いがなければ武器は売れない。そこで目を付けられたのが日本だ。
フリーメイソンの狙い通り、日本では倒幕運動が起こった。
しかし坂本龍馬が想定外の活躍をしてしまい、本格的な争いが起こる前にあっけなく大政奉還となる。ここでも争いが早く終わってしまった。
これでは在庫処分どころか、争いをけしかけるために使った費用の方が高くついてしまったフリーメイソンの商人たち。その腹いせに坂本龍馬を暗殺したと言われている。
【新説】坂本龍馬はフリーメイソンではない?
だが最近になって、坂本龍馬のフリーメイソン説に否定的な意見が多くあがり始めた。そもそも龍馬とメイソンを繋ぐグラバーだが、彼自身は会員ですらなかったと言われている。
まずグラバーがフリーメイソンと呼ばれる理由だが、グラバー邸の入り口付近にある石柱にシンボルの「定規とコンパス」が堂々と掘られているからだ。
だが他に確かな根拠がなかったため、長い間この石柱を証拠にし続けていた。しかし歴史研究が進んだ近年、この石柱が「グラバーのものではない」ことが明らかになった。
当時日本にやって来たフリーメイソンたちが記念に建てただけとする資料が見つかったからだ。しかも石柱は、どちらかと言えば隣のリンガー邸に近い。
要するに何の関係性もないのである。これを機に、必然的に坂本龍馬のフリーメイソン説も怪しまれる結果となった。
だが今まで紹介してきた通り、数々の状況証拠が存在するのも確かだ。むしろこうした話でカモフラージュしたい様な「事実」が坂本龍馬の周囲にはあるのかもしれない。
坂本龍馬に限らず、歴史上の人物の多くはフリーメイソンだと疑われている。例えばアメリカの初代大統領ジョージ・ワシントンなどがそうだ。
歴史の影に「フリーメイソン有り」である。