アンパンマンマーチは軍歌だった!歌詞に隠された悲しい意味と弟の死

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そうだ、恐れないでみんなのために!

これは有名なアンパンマンマーチの出だしである。筆者も子ども時代にはこの歌がテレビから聞こえてくるとワクワクしたものだ…

だが実は、このアンパンマンマーチには悲しい意味が存在していた。

そして作者・やなせたかし氏の過去にも関係のある興味深い都市伝説だ。

 

アンパンマンマーチが曲の2番目から始まるのはナゼ?

このアンパンマンマーチだが、アニメのオープニングでは冒頭でも書いた通り「おそれないで」から始まっている。

しかし歌詞の詳細を見てみると、曲の本当の出だしは「そうだ、忘れないで生きる喜び」であることが判明した。

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じゃあ「おそれないで」はどこのパートかというと、実は2番目の歌詞なのだ。普通に1番の歌詞から使えばいいものを、ナゼあえて2番から始めているのか?

(それは後述するとして…)

1番目はこの後「胸の傷がいたんでも」と続く。この「胸の傷」に隠された意味が子ども向け番組として相応しくなかったと都市伝説では説明されている。

だがここで、少し疑問が…このアンパンマンマーチは作者のやなせたかし氏本人が作詞したものである。

子どもの気持ちを誰よりも分かっているはずのやなせ氏が、なぜこのような意味深な歌詞を選んだのか?実はその理由こそが今回の都市伝説を生んでいたのだ。

 

アンパンマンマーチの歌詞と弟の死が一致していた?

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アンパンマンの作者やなせ氏にはがいた。だが彼は、太平洋戦争で亡くなっていたとのこと。

実は都市伝説によると、アンパンマンマーチはこの戦死してしまった弟のために作られた歌だと言われている。実際に歌詞の一部を書き起こしてみると…

なんのために生まれてなにをして生きるのか

忘れないで夢を、こぼさないで涙

いけ!みんなの夢まもるため

特徴的な部分を切り抜いてみたが、いかがだろう?

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さらに言うと、この歌には家族を無理やり軍隊に入れられた悲しみや、一度軍人になったからには国のために戦ってこいという意味が込められているらしい。

つまり様々な感情がこの歌詞に刻み込まれている事になる。念のために断っておくが、作者の弟が戦死してしまったのは都市伝説ではなく事実だ。

そして、アンパンマンマーチの歌詞とこの事実がリンクしている…というのが今回の都市伝説である。もちろん信じる信じないはあなた次第である。

が、さらにこの都市伝説を裏付ける最大の証拠が存在したのだ。それは「アンパンマンマーチ」というタイトルに隠された真の意味だが、筆者も最初は知る由もなかった…

 

アンパンマンマーチは「弟への追悼」を意味していた

歌詞に隠された意味について、生前のやなせ氏は明確な答えを出していない。つまり今となっては、この都市伝説が嘘か誠かは誰にも分からないのだ…

ただ1つだけ手がかりがある。そう、アンパンマンマーチというタイトルだ。マーチというのは音楽のジャンルの一つだが、直訳すると「行進曲」になる。

これは読んで字のごとく、集団で行進するときに使われる曲だ。しかしこのマーチは軍楽と訳されることもあり、元々は「軍隊が行進する時のために」歌われたというルーツを持っている。

軍艦マーチ」という曲名を聞いたことはないだろうか?まさにそのものである。つまり「マーチ」とは戦争を連想させるワードなのだ。

戦争によって家族を失った悲しい過去を持つやなせ氏。本来なら戦争に関係する言葉などタイトルにしたくはないはず…

しかしあえて「マーチ」とつけたのは、やはりこの都市伝説が本当のことで亡くなられた弟さんへの強い想いがあったからだとされる。

戦争は悲惨なものである。しかし時が過ぎるにつれて痛みを忘れるのが人間だ。

あの辛い経験を忘れてはならない」。そんな想いから「アンパンマンマーチ」の歌詞が作られたと言われる。

彼はそのことをアニメを見る子ども達に伝え続けたかったのかもしれない。

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