【その後】千と千尋の神隠し、ハクにまつわる都市伝説
千と千尋の神隠しは、八百万の神様が身体の疲れを癒しに来る湯屋を舞台にしたアニメである。
千尋が不思議な世界に迷い込み、ハクに出会うのだが…
この青年には数々の都市伝説があると言う。
今回は、そんなハクにまつわる都市伝説について詳しく検証してみた。
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ハクはその後、八つ裂きにされたのか?
千と千尋の神隠しで一番気になる内容と言えば、ハクは最後どうなったかということ。
ネットでも都市伝説として未だに話題に挙がっている。
湯婆婆に逆らって千を助けたが…それは同時に八つ裂きにされる事を意味する。
この世界には掟があり、それは絶対なのだ。
口答えするのはタブーである。
彼女の言いつけを守らなければ、魔法で動物に変えられてしまう事も…
しかし、千尋のおかげでハクは自分の名を取り戻す。
名前が分かれば、この不思議な世界から抜け出す事が出来るとも話している。
だが、同時に掟を破った彼は八つ裂きにされたと言われている。
ただその一方、都市伝説では元々帰る場所が無かったという説もある。
更に言うと、ハクの魂は元の世界と不思議な世界の狭間で彷徨っていた。
と言うのも、昔千尋を助けた「ハクが宿る川」はコンクリートの埋め立てによって現在は住む場所がないという理由から。
都市伝説上の解釈ではあるが、何とも悲しい話である。
ハクは千と坊に救われていた?
もう一つの説として、ハクは元の世界に無事帰ったという話も。
これは千尋と別れた後、湯婆婆との契約を無事に解消出来たという都市伝説だ。
千と千尋の神隠しでは契約すると名前を失う。
だが千は銭婆婆の家から湯屋に帰りつき、豚の中から両親を助ける問題に見事正解した。
これで契約が強制的に破棄されるのである。
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となればハクも話をつけて、何らかの条件をクリアすれば破棄は可能という予測が立つ。
また湯婆婆が可愛がっていた坊が、「千を泣かしたら許さない」と言っている。
大好きな坊の言うことは絶対…となると千尋が悲しむ結末は考えなくても分かることだ。
湯婆婆は最終的に、少し心を入れ替えたような雰囲気もある。だから良い方向に事が運び解放してもらったとも考えられる。
湯婆婆にも都市伝説が…実はただの寂しがりや?
千と千尋の神隠しでは本当の名を持つ者はいない。
千尋は両親を救うために湯屋で働くことになり、湯婆婆と契約をして名を取られる。
ハクはどうだったのだろう。
リンの話によれば、ハクは弟子入りしたいと突然現れたと言っていた。
もしかすると、元々この世界の人間ではなかったという解釈もある。
千尋たちが住んでいた近所の川の神様だった話も出てくるので、可能性は高い。
都市伝説ではそのように言われ。その川は現在マンションになっている…
住む場所をなくし、その後不思議な世界に迷い込んだのでは?と言われている。
湯婆婆は魔法使いなので、人の記憶を消すことだって容易いはず。
つまり、湯屋で働く仲間の中にも元々住処があった者もいたかもしれない。
また、湯婆婆は部下を従えて大勢の人に囲まれていないと寂しいという話も。
それは坊にかなり依存しているからだ。
だとすれば、皆が自分から離れないように掟を利用していたのではないか?
湯屋の仲間もハクも、現実とあの世の狭間に拘束されていたのだ。
一言メモ
このように都市伝説の噂はたくさんある。ちなみに双子の姉・銭婆婆はかなり穏やかな性格…
湯婆婆は単なる寂しがりやで、本来は優しい心の持ち主にも見える。
千と出会ったことで気持ちに変化があれば、湯屋で働く仲間も自由になる日が近いかもしれない。