長寿の秘密はコレだった!?沖縄に伝わるスゴい都市伝説【4選】
日本きってのリゾート地である沖縄。
海に島に動物にと、外に目を向ければ楽しさであふれている。
だがそんな中、自由の女神から長寿の秘密までひっそりと存在する都市伝説の数々。
今回は多種様々、沖縄にまつわる都市伝説を紹介しよう。
ここがポイント!
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一体いくつある?沖縄にある「自由の女神」都市伝説
沖縄に「自由の女神」があるというが、あなたはこの都市伝説を知っているだろうか?
もちろん本物はニューヨークのリバティ島にある一体だけなので、きっとレプリカだろう。
しかし沖縄の「自由の女神像」、どうも都市伝説によると1体だけではないらしい。
ある噂では沖縄本島に合計「7体の女神像が建っている」と言われる。
また、この7体全てを目にすると幸せになれる…
そんな四つ葉のクローバー的な都市伝説まであるくらいだ。
ただし実際に探そうとすると結構骨が折れる。
というのも、この7体の女神像。
沖縄市や恩納村など比較的沖縄本島の中央部に置かれているものもあるが、都市伝説の通り全て見つけようとすると北は名護市から南は那覇市までかなりの距離を移動することになる。
「意外と狭い」と言われる沖縄でも、流石に自由の女神を探しながらでは悠に数日は費やしてしまうだろう。
沖縄県民ならまだしも、観光や旅行で来た人にとっては厳しいかもしれない。
しかも別の都市伝説では、女神像は「7体ではなく13体」とも言われている。
それだけでなく「増えた5体」については詳しい場所すら不明であり、かろうじて沖縄市に自由の女神がもう1体あると噂される程度なのだ。
まるで埋蔵金話のような流れになってきた自由の女神の都市伝説。
「幸せになれる」とのことなので、本気でこのミステリーを解明してみるのも楽しいかもしれない。
「若返りの草」都市伝説!沖縄最強のパワースポット「久高島」に生える草とは
沖縄の「おばあ」や「おじい」…いわゆる高齢者は元気なイメージがある。
それもそのはず。沖縄は日本でも1、2を争う長寿県なのだ。
だが、その長寿にはある秘密があった。
それが今から紹介する都市伝説である。
この秘密というのが、とある「草」にまつわるもの。
と言ってもその辺に生えている野草ではない。
牡丹防風(ボタンボウフウ)と呼ばれるれっきとしたセリ科の植物である。
古くから漢方薬として用いられ、別名「長命草」とも言われている。
牡丹防風は沖縄全土に生えている。
つまり都市伝説によれば、沖縄の人たちはこの長命草を食べているから長生きと言うのだ。
また沖縄でも特に「長寿の多い地域」として有名な島がある。
それが沖縄本島南部「南城市」より東に位置する「久高島」(クダカジマ)だ。
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この島の「おじい」「おばあ」の中には100才を超える人たちも多い。
元々久高島は沖縄でも霊験あらたかな土地と言われ、日本屈指のパワースポットとして有名である。
その中でも特にフボー御嶽(ウタキ)と呼ばれる場所は無闇に立ち入ってはいけないほどの神聖な場所。
だが、実はここに生えている牡丹防風こそ都市伝説で「若返りの草」とまで呼ばれ絶大な効果をもたらす長命草なのだ。
都市伝説いわく「1つ食べれば寿命が1日のびる」と語られるほどである。
そして地元の高齢者に話を聞くとやはり、みな日常的に長命草を食べているのだとか。
が、そんな長生きに効果のある「久高島の牡丹防風」にも1つのルールがある。
それは「島の外に持ちだしてはならない」というもの。
いや、これは牡丹防風に限ったことではない。
実は久高島にある物は砂粒1つとして島外に持ちだしてはならない、そんな都市伝説というか暗黙の掟が存在する。
また、この掟を破ると災いが起こるとも言われている。
実際にある旅行者が観光を終えて船に乗り込もうとしたとき、直前に靴裏の小石まで取り除かれたという徹底ぶりである。
もちろん全て都市伝説の域を出ない。
しかしあなたが本当に長生きを望むなら、実際に自分の足で沖縄の久高島を訪れるのも良いだろう。
もしくはそこに住み着いてしまうのも面白いかもしれない。
ネット上で話題の都市伝説!沖縄那覇市に現れた黒ワンピの女!?
やはり都市伝説といえばオカルトチックなほうがいい。
そんな恐怖の都市伝説がいま、ネットを通じて沖縄に誕生しつつある。
その1つが「黒ワンピの女」と呼ばれる都市伝説だ。
これは、沖縄の那覇市に住む男性の話を元にした都市伝説。
その男性はある深夜に仕事を終えて帰宅している最中だった。
すると前のほうで黒いワンピースを着た女性が歩いているのを見つける。
髪はショートカットだったとも言う。
男性は特に気にもしなかったが、いつまでたっても同じ道を歩き続ける女性に何やら不気味な雰囲気を感じ始める。
そしてとうとう男性が住むアパートまで女性はやってきた。
沖縄というと平屋建てのイメージがあるが、マンションなどは普通に数階建てのものがある。
「同じアパートの住人?」「でも見たことのない姿だ」
男性はそんな風に思いながら階段を登りつつ、女性の後を追う。
その女性は男性の部屋の前まで歩く。しかもなぜかその場で立ち止まった。
男性はこのときオカルトというよりもストーカーなど事件絡みの恐怖を覚えたという。
しかし、次の瞬間。
黒いワンピース姿の女性は閉じたドアをすり抜けるように男性の部屋に入っていったのだ。
もちろん男性に思い当たるフシもなく、恐怖からその日は友人宅に転がり込んだとのこと。
以上が沖縄の那覇市に現れる黒ワンピの女の都市伝説だ。
全く縁もゆかりもないところに現れるそうなので、見かけたら覚悟したほうがいいだろう。
また那覇市には「黒ワンピの女」以外にも「スローおばあ」と呼ばれる都市伝説もある。
とある高校生が朝の通学中に1人の老婆を見かける。
その老婆は帽子を目深にかぶり、腰もほぼ直角に折れていたので顔は確認できなかった。
しかし杖をついていてゆっくりだが、前進している様子がうかがえた。
その学生は急いでいることもあってその時点では特に気にとめなかった。
しかし時間が過ぎた夕方、下校中のことである。
同じ道を通ったとき、朝方に見かけた老婆がやはりそこにいたのである。
しかもほとんど同じ場所。
進んだ距離は2〜3メートルほどで未だに前進中のようだ。
通学から下校までどんなに甘く見積もっても10時間は経っていたという。
つまり、老婆は10時間のうちに数メートルしか進んでいなかったのだ。
この「スローおばあ」の都市伝説に対してネット上では否定的な意見が多い。
「たまたまタイミングが合っただけ」
確かにそう考えるのが妥当だろう。
沖縄の人はマイペースというが、10時間に対して数メートルでは亀よりノロい。
だがこの「スローおばあ」、都市伝説によると問題の学生が目にしたのは後にも先にもこの1回だけだという。
こんなに目立つ老人をたったの1回しか目撃していない…?
もしかすると、突如沖縄に現れた異世界の住人だったのかもしれない。
古くは琉球王国と呼ばれ、完全な「異国」であった沖縄。
それだけに都市伝説にも独特の文化が見られるのではないか。
特に沖縄の離島にはまだまだ知られざる伝承や都市伝説が眠っているかもしれない。