見ると乗れなくなる!イッツアスモールワールドの怖い都市伝説
世界中の子供が歌い賑やかな世界を見せてくれる「イッツアスモールワールド」。
そこには「ディズニーは人種や性別、国籍にくくられない平和な世界」というメッセージが込められている。
そんなディズニーの定番アトラクションである一方、不気味な都市伝説も多くあがっている。
こちらの内容とともに怖い都市伝説があがる原因を探っていきたい。
ピノキオを持った男の子が…不気味な都市伝説
およそ550体ものロボット(子供や動物)が登場する「イッツアスモールワールド」。
踊ったり回ったりしているために一度では全部見ることは出来ないと言われており、それがまた「飽きさせない」ための魅力につながっている。
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だがそんな中、明らかに様子の違うロボットが一体紛れ込んでいるとの都市伝説がある。
それはピノキオを持った男の子の姿をしている。世界中の子供たちが歌い踊る中、その男の子だけが異質な雰囲気を放っているという。
ちなみに彼は終盤によく現れるようだが、神出鬼没とも言われていて目撃情報も様々だ。
また、その人形を見かけたゲストは出口で見知らぬ子供に「もう行っちゃうの?また来てね」と声を掛けられるらしい。にも関わらず、彼の詳細を知るものは誰もいない。
噂では人間になったピノキオを待っていると言うが、少々不気味な都市伝説である。魂の宿った人形が話しかけてくる魔法の国なら十分に起こり得ることなのかもしれない…
イッツアスモールワールドで自殺者が出ていた!?
また、イメージが壊れるような信じがたい都市伝説まであがっている。
ディズニーを解雇されたキャストがイッツアスモールワールドのアトラクション内で首つり自殺をしたというのだ。
自殺したキャストはイッツアスモールワールドの清掃担当を務めており、不祥事を起こし解雇されたとのこと。
しかし、アトラクション内で自殺を図ったとすれば相当な怨念を感じざるを得ない。
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事件後、彼の供養のためにスイス人形を増やしたという。深い恨みを持って亡くなったようだが、幽霊が出てくると言った情報はあがっていない。
都市伝説の詳しい背景や証拠が見つからないことから、筆者の視点で見ると少々信じがたい。
とは言え、ディズニーの各キャストは意識が高い事で有名なのは周知の通り。
そんな気持ちの強さが、良くも悪くもこのような都市伝説を生み出したのだろう。
イッツアスモールワールドに秘密の第二ルートが存在した?
イッツアスモールワールドは比較的待ち時間も短く、気軽に楽しめることで有名だ。しかし、忙しいシーズンになると待ち時間がどこも二時間を超えることは少なくない。
そんな中、イッツアスモールワールドは過去に混雑対策のために第二のルートを開設し、回転率を上げていたという都市伝説がある。現在そこは使われていないものの、昔のまま残されていると言う。
また第二ルートに迷い込んでしまうゲストも稀にいて、上記のピノキオを持った子に遭遇した奇妙な体験者まで存在した。しかし調べたところ、実際には第二ルートがあった過去はないとのこと。
確かに乗り場は二つに分かれているものの、ルートは一つのみである。また、アトラクション途中でカーテンにかけられた怪しげな入り口があるが、それは車庫や設備点検のための入り口であり、都市伝説とは関係なさそうだ。
もっとも他の人気アトラクションで設けられていない混雑対策が、元々待ち時間の少ないイッツアスモールワールドだけに設置されていたとは考えにくい。
という訳で、今回はイッツアスモールワールドに関する3つの都市伝説たちを紹介した。一見賑やかで楽しい反面、人形達が大量に出てくることに異様な恐怖感を感じた人も少なくないだろう。
人形を題材にしたホラー映画も多く、苦手な人には平和な世界どころか恐怖の館にすら思えてくる。そのような固定概念が不気味な都市伝説を生み出したのかもしれない。