実は猫じゃない!?キティちゃんの意外な都市伝説4つ
日本を代表するマスコットキャラクターの一つと言えば、やはり「キティちゃん」である。
「ゆるキャラ」たちの登場でやや人気は分散されたが、未だに根強いファンは多い。
さて、そんなキティちゃんに噂されたある都市伝説をご存知だろうか?
ここがポイント!
猫、それとも人間?キティちゃんの正体が明らかに
「キティちゃん」
こう聞けば誰もが、白くてまんまるなキャラをイメージする。だがそもそも「キティちゃん」とは何だろう?
もちろんサンリオの付けた名前だが、何か意味があるのだろうか?ここにも一つ都市伝説がある。
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その説によれば「キティちゃん」という名前は英語で子猫を指す。つまり「キティちゃん=子猫」だ。
だが、別の都市伝説ではこうも紹介されている。
「キティちゃんは猫を飼っている」
猫が猫を飼うとは…またおかしな話だ。これは本当なのだろうか?
調べてみると実際にペットが存在した。その名もチャーミーキティといって、まぎれもなく猫のキャラクターだ。
毛並みのボリューム感がすごくて、触るとモコモコしていそうである。左耳にリボンを付けるなどキティちゃんの特徴とも似ている。
このチャーミーキティ。決してデマや都市伝説ではなく、サンリオの公式キャラとしても存在している。設定では父親のジョージがキティちゃんの誕生日にプレゼントしたという。
だがそうすると、やはり「キティちゃん=子猫」説が納得出来なくなる。人間が人間を飼うだろうか?いや、それは大問題だ。
そこで調べてみると…なんと新たな説がこちらにも存在した。
この都市伝説によると、キティちゃんは猫!…ではなく、カートゥーン・キャラクターである。
あまり聞きなじみがないが、いわゆるアニメキャラのようなもの。なんともメタ的な話だが、都市伝説ではこのように「実在しないキャラ」として紹介されている。
モチーフは確かに猫のようだが、キティちゃん自身は「限りなく猫に近い何か」といった所だろうか?もはや存在自体が都市伝説だ。
他にもいっぱい!キティちゃんの「プロフィール」にまつわる都市伝説
キティちゃんを始め、マスコットキャラクターには多くの設定が存在する。たとえば、ハハッと笑う黒いネズミで有名なミッキーマウス。
彼の体重は23ポンドで、趣味はスポーツや読書と定められている。しかし身長に関しては国や人によって主張する設定がまちまちだ。
だが、キティちゃんの場合はサンリオの公式でさらに細かく決められている。最も有名なのは身長と体重に関するものだろう。
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それは背がリンゴ5個分、重さが3個分というもの。何個分かは知らなくても、リンゴ換算のプロフィールは日本人なら多くの人が知っているはずだ。
他にも誕生日が11/1だったり、血液型もA型になっていた。この違いを都市伝説的に考えると、やはり日本人と欧米人の繊細さの度合いに行きつくだろう。
つまり都市伝説的にいえば設定の細かさや統一感も含めて、キティちゃんは日本を代表するマスコットキャラクターなのである。
ところで、キティちゃんには口がない。似たようなキャラのミッフィーにも「バッテン形の口」があるのに、彼女にはそれらしきモノが一切見当たらない。
サンリオ的には「口を描かないほうが親しみやすい」としているが…一方で「あまりにも毒舌なので口を取られた」なんて都市伝説も語られている。
ただし、キティちゃんは口がなくても普通に喋れているし、現在の担当声優は綾波レイなどで知られる林原めぐみ氏だ。
ということで、こちらは少し信ぴょう性の薄い説のようだ。また信じられないことに「キティちゃんは男だ!」と言った都市伝説まである。
原因を探ってみると、サンリオが以前に発売した1冊の「ファンブック」に行き着いた。ここで妹のミミィがキティちゃんに対して「お兄ちゃん」と呼んでいるのだ。
彼女は場合によって、スカートをはいたりもしているが…キティちゃんが実は「男の子」!?
いや、流石にこれは都市伝説と思いたい…
もはや都市伝説レベル…キティちゃんの家族、友達、彼氏が明らかに
先ほど少し紹介した「父親」や「妹」など、キティちゃんにはれっきとした家族がいる。現在、サンリオの公式で明らかにされているのは次の通りだ。
祖父:アンソニー
祖母:マーガレット
父親:ジョージ
母親:メアリー
妹 :ミミィ
祖父母が父方、もしくは母方かは不明。だが、キティちゃんたちが「三世代家族」であることは明らかとなっている。
また意外と知られていない彼らのファミリーネームは「ホワイト」。その名の通り、全員がまっ白なキャラクターだからだ。
なお妹のミミィは双子の設定なので当然だが、誕生日は同じ11/1。特徴は右耳に付けられた黄色いリボンになる。
これは母親のメアリーが「リボンがないとどっちか見分けがつかない!」として付けたという。そのため、リボンの付いている耳が右と左でシンメトリーなのである。
しかも都市伝説ではなく「サンリオ公式」のコメント、意外とおちゃめな設定だ。また、キティちゃんにはダニエルというボーイフレンドもいる。
彼もやはり同い年で、お互いに赤ちゃんの頃から知る幼なじみだ。しかし、父親の仕事の都合で、一時期プレトリアという南アフリカの街に引っ越している。
そして長い年月を経て、キティちゃんと再会する。なんともドラマチックな展開ではないだろうか。
更にキティちゃんには「友達」という設定のキャラクターも多数存在する。例えばジョーイやトレーシー、ローリー…
この辺りは近年になっても増え続けている。100年後には何桁まで増えているだろう。
そこまで行くと逆に都市伝説くさくなるが、いずれにしろ夢のような話である。ちなみにキティちゃんは「何でもやっちゃうマスコット!」としても有名だ。
ある都市伝説によればお祭りのキャンペーンキャラに選ばれ、ふんどし姿も披露したとか。仕事を選ばないプロ魂。「キティちゃん」ならぬ「キティさん」な逸話である。