妖怪ウォッチの都市伝説がリアルすぎて怖い【第39話】
2014年ごろから社会現象と言われるまでの大ブームになった妖怪ウォッチ。
その人気は留まることを知らず、ゲームのほうでもシリーズ作がドンドン発表されている。
さてそんな妖怪ウォッチのアニメ版にはある都市伝説が存在する。「幻の39回」と呼ばれるものだ。
一体これは何なのか?あらましから原因まで詳しく紹介しよう。
ここがポイント!
妖怪ウォッチが放送休止した「幻の回39話」
読者の中にはそもそもこの都市伝説を知らない人も多いのではないだろうか?なぜなら妖怪ウォッチの第39回は地上波では通常通り放送されたからだ。
都市伝説で噂される第39回だが、テレビ東京系列では2014年の10月10日に放送予定だった。そしてもちろん予定通り放送されている。
他のローカル局も予定していた放送時期を見送ったという話もない。実はこの都市伝説、「ネット放送」によるものなのだ。
Sponsored Link
人気アニメ・妖怪ウォッチはまずテレビ東京で放送されるが、その後にネットやアニメ専門チャンネルでも配信される。しかしどういうわけか第39回だけ配信に「待った」をかけられたのである。
だからこの話を見たことがあっても不思議ではなく、多くの妖怪ウォッチファンは地上波で見るだろうから「幻の回」という都市伝説自体知らなくても無理はないだろう。しかし地上波では放送されたのに、他のメディアではなぜ?
規制されるなら普通は逆の気もする。都市伝説によると原因は第39回の内容にあるというので、少しストーリーを掘り下げてみよう。
妖怪ウォッチ「39話」のパクリがヒドいと話題に
問題となる妖怪ウォッチの39話は「妖怪U.S.O.」「妖怪ネタバレリーナ」「給食のグルメ」の3本からなる回だった。正直、サブタイトルだけ見てもなんとなく漂っている雰囲気がある…
給食のグルメは言うまでもなく他作品「孤独のグルメ」のパロディだし「妖怪U.S.O」も昔のアイドルユニット・ピンクレディーの持ち歌「UFO」から来ている。
その証拠に、妖怪U.S.Oに取り付かれたクラスメイトたちがUFOモロパクリのイントロを踊り出すのだ。
都市伝説によるとこの回のパクリはこれだけにとどまらない。同じアイドルネタでキャンディーズの「普通の女の子に戻ります!」も堂々とパクリ。
以前から妖怪ウォッチに登場しているニャーKB48なんて言わずもがなだ…
妖怪ウォッチといえばアニメ29話からシリーズ物になっていた「太陽に吠えるズラ」も昭和を代表する刑事ドラマのパクりだし、第19話では「北斗の拳」の技をパクった「ひゃくれつ肉球」というのもあった。
このように前々から妖怪ウォッチはパクリやオマージュが普通に行われていた。本来なら笑える程度のネタだが、都市伝説によれば第39話だけはこうしたパクり行為に対してアウト判定を食らったというのだ。
妖怪ウォッチ公式のコメントでは…
都市伝説を詳しく調べると、ネット上ではピンクレディーのUFOネタがアウトだったという見方が強い。実際に色々なパクりのなかでも曲に関するものは特に日本だとデリケートな部分だ。
Sponsored Link
しかしこの都市伝説に対して、妖怪ウォッチスタッフは公式にこうコメントをしている。
「トラブルがあったわけではない」
著作権侵害などで妖怪ウォッチが訴えられたなら、それは間違いなくトラブルだ。しかしスタッフは「違う」と断言している。
「放送休止は我々の都合によるもの」
またこうも発言しており、どうやら都市伝説で語られる単純なパクりパクられが原因ではないようだ。
妖怪ウォッチ放送休止のワケは「御嶽山の噴火」!?
妖怪ウォッチスタッフは都市伝説を否定したものの、肝心の放送休止の理由については明らかにしなかった。代わりに「いま配信するのは止めたほうが良いと判断した」という意味深なコメントを残している。
「いま」と言うからには時期的な何かがあったのだろう。そこで、地上波の放送日である2014年10月10日前後に起きた大きなニュースを調べてみた。すると気になる見出しを発見した。
『2014年9月27日・御嶽山噴火』
長野県と岐阜県の境にある「御嶽山」が噴火した事故である。この事故に的を絞って妖怪ウォッチ39話を調べてみると、案の定あった。
「妖怪U.S.O」の回でテレビ撮影のクルーが持つカンペに一瞬だが、「肉汁の大噴火や」という文字が書かれてある。いわゆる食レポの「たとえ表現」になるが噴火の文字が丸々入っているのはまずい。
というかこのセリフも某芸能人のパクりだし…二重にアウトかもしれない。ともかく地上波のときはスタッフも気づかずそのまま放送されたが、視聴者からクレームが入ったためネットでの配信は「様子を見た」というのが実際のところではないだろうか。
2014年は12月に阿蘇山も噴火したり日本の火山が活発な年だったため、後々考えるとこれは「パクリ問題」以上にデリケートな部分だったと思われる。
以上のことから、筆者は妖怪ウォッチ第39話放送休止の原因は火山噴火説が真実だと見ている。ちなみに都市伝説では39話のストーリーが差し替えられたり、消されるのではといった不安の声も多々あった…
だが本当にただの「放送休止」だけで、その後は無事に各メディアでも配信が開始された。今では普通に妖怪ウォッチれるので安心して欲しい。