全ネタバレを公開!おそ松さんの最終回、「その後」の展開
2015年に約27年ぶりとなる新規スタートを切った「おそ松さん」。
当初の予想を遥かに覆す人気っぷりの中、翌2016年に予定通り最終回を迎えたわけだが…
ネット上ではこの「おそ松さん」の最終回に関するエピソードがいくつか噂されている。
ここがポイント!
幻の最終回!?おそ松さんに存在した奇跡の「第26話」
前述のとおり「おそ松さん」は、2016年3月に全25話を無事放送しきって最終回を迎えた。
ところが放送終了した翌週より、その「おそ松さん」に関する都市伝説的な噂がネット上を駆け巡ったのだ。
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それは「第26話が存在した」という内容で、この幻の最終回を見たという報告が、特にツイッターを中心に多く上がっているのである。
中には細かくストーリーを解説する人もいるのだが、不思議なことにこの「幻の最終回」はテレビ欄には一切載っていないのだ。
また「おそ松さん」で検索しても、それらしい動画や画像すら一切見当たらない。
だがそれもそのはず…ネタバレしてしまうと、これは一部の「おそ松さん」ファンによる捏造だったのだ。
と言うと、ちょっと言葉が悪いかもしれないが…つまり存在すらしない第26話が、まるで放送されていたかのようにツイッター上などで「幻の最終回」としてツイートされていたのである。
こうした現象はありもしない事柄を細かいディテールで報告することから、エアギターなどになぞらえて「エア○○」と呼ばれる。
さしづめ今回の事件は「エアおそ松さん」と言ったところだが、実は深夜アニメにおけるエアプレイは「おそ松さん」が初ではない。
約5年前の2011年に放送終了したタイガー・アンド・バニーが略称を用いて「エアタイバニ」と呼ばれ、一説には現在でも熱狂的なファン達によってそのエアプレイが続けられているという。
これは作品にハマり過ぎたあげく、最終回が認められないファン達による奇跡のワザ(?)と言えるだろう。「おそ松さん」愛されすぎ!
まさかのネタバレ暗号!おそ松さんスタッフが示す「最終回後」の展開が噂に…
約27年ぶりの新規スタートで話題になった「おそ松さん」。だが原作は、赤塚不二夫が30年以上も前に手がけたかなり古い時代の作品である。
当初は「そこそこ再ヒットする程度」と誰もが思っていたことだろう。
ところがいざ「おそ松さん」の放送が始まってみると、主に女性ファンを中心として人気は急激に高まっていった。
このことから、1期が最終回を迎えた後も2期(続編)を望む声がネットのあちこちで上がっているのだ。
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しかしスタッフは、既にこの要望に「回答」していた。しかも「おそ松さん」のアニメ内で…!という若干、都市伝説じみた話がネット上のあちこちで噂されているのだが。
問題となったのは「おそ松さん」最終回の1話前にあたる、第24話。
チョロ松の住む寮の壁に、一瞬グラフィティアート的な落書きが映るのだが、良く見ると一部が文字のように読めるという。
解析した「おそ松さん」ファンによると、それは次のように書かれてあったようだ。
「AKINI TWOあるよ」
これはもうパッと見て分かる通り、「秋に2期あるよ」と読み解いて差し支えないだろう。おそ松さんスタッフがこっそり残した暗号的なネタバレと考えて間違いないのでは?
つまりネタバレの通りなら、2016年の秋に「おそ松さん」の2クール目がスタートすると言うわけである!ところが、この解読が間違っていると言う意見もある。
特に「AKINI」の部分が強引だと言い、正しくは「ARIN」と主張するファンも多いのだ。これはどういうことかと言うと、映倫=「映画倫理委員会」の略だというのである。
こちらもネタバレ的な解釈をすると「映画化+第2期あるよ!」と言うこと。まさか2クール目だけでなく、劇場版まで!?
どこまで信じて良いか分からない「おそ松さん」スタッフのネタバレ系暗号だが…最終回の直前である第24話に隠されていたと言うのは、タイミング的には、かなーり怪しい。
「完全なイタズラ」でやるにしてもファンの怒りを買い兼ねない状況だけに、信ぴょう性の高そうな話ではある。
ちなみに「AKINI」もしくは「ARIN」なのかは「おそ松さん」ファンの間でも、未だに議論の的となっている。
だが、ここで注意して欲しいのは…仮に「AKINI」が正しかったとしても、その時期が問題だということ。
秋にやるとは言った。しかし、2016年度内にやるとは一言も語っていないのだ…!
危うく一杯食わされるところだった、「おそ松さん」スタッフの策士な都市伝説。
筆者的には最終回までの出来を素晴らしく感じたので、第2期もやってもらいたいところである。
ちなみに、そんな最終回(第25話)のエンドカードにも暗号が隠されていると話題になった。
おそらく「おそ松さん」と見られるキャラが化け物に襲われて、奇声を発するという一枚の絵だが…
この奇声の書かれた吹き出しの内容を解析すると「2期放送けってい」になるというのだ。
もしこれが事実だとしたら、こんな所にまでヒントを隠しておくスタッフのネタバレ根性に脱帽だ。
卑猥すぎるネタバレ…おそ松さんの最終回に現れた「校歌の予言」
実はこれらの暗号の中で、本当に再現されてしまったものがある。その暗号が隠されていたのは「おそ松さん」最終回に出てきた校歌。
これは松野家が出場した野球大会の決勝で対戦することになった、第四銀河大附属高校のものだ。
「ブラックホールが卑猥に見える」
という出だしの、全編に渡って支離滅裂かつ、ぶっとんだ内容の校歌だが…各行の頭文字だけ抜き出すと「第ブ月鳴鳴我永」になる。
さらにこれを、逆から読むと「永我鳴鳴月ブ第」となり、「映画 7(なな)月 舞台」とも読み解けるのだ。実際に「おそ松さん」は2016年の9月に舞台化が決定した。
残念ながら「映画」と「7月」については未だに謎だが、舞台公演に関してはスタッフからのネタバレと捉えて良い結果になったのである。
逆にいえば最終回を中心に散りばめられた他の暗号も、鵜呑みにして問題ないのかもしれない…?
なお「おそ松さん」は最終回の前後で「松ロス」や「松鬱」といった単語がツイッターの急上昇ワードにランクインするなど、近年の深夜アニメではまれに見る人気作となった。
これだけの人気があれば続編の放送が決定しても、何らおかしくはないだろう。未だに最終回を信じられない「エア松」信者を救うためにも、是非期待したいところである。