【ドラクエ都市伝説】ダークドレアムの正体はテリーなのか?
国民的人気のRPGドラゴンクエスト、通称「ドラクエ」。
ゲームをプレイしない方でもその名を一度は聞いたことがあるだろう。
今回は、そんなドラクエの中でも最も有名だと思われる都市伝説「ダークドレアム=テリー」説を紹介したい。
Sponsored Link
ダークドレアムとテリー
この二人はどちらもドラクエ6に登場したキャラクター。ダークドレアムはいわゆる「隠しボス」のような存在で、ゲームをクリアした後に戦うことができる強力な敵だ。
テリーはそのドラクエ6では「ドランゴ引換券」などと呼ばれてしまうくらい目立った活躍をさせてもらえなかった。
しかしその後に発売されたドラクエのスピンオフ作品「ワンダーランド」シリーズでは、主役にされるなどドラクエの中でも人気の高いキャラクターだろう。
登場したシリーズが同じというだけで、一見関係のなさそうな二人。しかし、この都市伝説では「夢の世界」のテリーがダークドレアムになってしまったと言われている。
異なる2つの世界
ドラクエ6には「現実」と「夢」の二つの世界が存在する。大陸の地形や建物を始め、住んでいる人もほとんどが同じでまさにパラレルワールドそのもの。
これは主人公たちの力を恐れた魔王が世界を二つに分けたために起こった現象で、実際に主人公たちの肉体と心も二つの世界に離されてしまった。
ストーリーが進むと二つの世界でばらばらになっていた肉体と心が出会い、一つになるイベントが発生する。
主人公だけでなく他の仲間にも用意されているイベントだが、不思議なことにテリーや一部の仲間にはこのイベントが用意されていない。
新しい特技を覚えたりとキャラクターが強化されるイベントにも関わらずだ。これこそ今回の都市伝説が噂されるようになった理由の一つ。
Sponsored Link
テリーの悲しい物語
先ほど紹介した「ワンダーランド」シリーズだが、実はこのテリーこそ夢の世界の彼ではないかとされている。
この作品は魔物を仲間にしながら「モンスターマスター」になることを目的としている。
しかし、本編のドラクエ6では現実世界の彼がモンスターを連れているシーンが描かれていない。
つまりつじつまが合わないのだ。だからこそ都市伝説では、夢の世界の物語だとしている。
このワンダーランドのテリーは「力こそ正義」と言わんばかりに力を追い求め続けていた。
やがて憧れのモンスターマスターになった彼だが、それでも力を求めることを止めようとはしなかった。
ところでダークドレアムは自分のことを「破壊と殺りくの神」と呼んでいる。言いかえるなら「力の神」とも言えよう。
力を求め続けた結果、テリーはとうとう「魔神になってしまった」のではないか?都市伝説ではこのように考えられている。
また、ドラクエ6のエンディングでは各キャラクターのその後を少しだけ紹介している。
当然テリーの物語も描かれており、彼は見たこともないダンジョンの中を進んでいる。
ようやくダンジョンの奥にたどり着くと、そこに待っていたのは自分の分身であるかもしれない「魔神」の姿だった。
物語はここで終わっているが、都市伝説ではこの時に「彼と魔神が一つになった」と噂されている。
しかも魔神の方が肉体を支配してしまったとまで言われているのだ。
彼には肉体と心が一つになるイベントが用意されていなかったため、十分に有り得ることだ。
更に都市伝説では「エスターク」になったという説もあるが、これは別の記事で紹介したいと思う。
いずれにしろ、力にこだわりすぎたばかりに大切な何かを失ってしまった、テリーにまつわる悲しい都市伝説だと言える。
この都市伝説のように、ドラクエには様々な部分で明らかにされていない真実がある。
時にはゲーム中でそれとなく教えてくれるものもあるが、多くはプレイヤーが想像するしかないものだ。
もしかしたら、あなたの想像が都市伝説になる日も来るかもしれない。