ジョジョの奇妙な都市伝説まとめ!衝撃の裏設定…
コアなファンが多いことで有名なジョジョの奇妙な冒険、通称ジョジョ。
第六部からコミックスの巻数は各部ごとに独立して計算されるようになったので気づきにくいが、シリーズ全体だとすでに100巻を超えている。
実はかなりの長期連載漫画であり、最近はアニメの影響もあって一般層への人気も高まった。今回はそんなジョジョにまつわる都市伝説を紹介したい。
あのテロ事件9.11を「予言」していた都市伝説!
ジョジョの都市伝説としてはあまりに有名なもの。まずは軽めの波紋疾走<オーバードライブ>と言ったところだ。
9.11といえばご存知の通り、2001年にアメリカで起きた同時多発テロ事件である。ニューヨーク経済のシンボル・ワールドトレードセンターに飛行機が突っ込んだシーンは今もってなお、実際のこととは思えないインパクトがある。
さて都市伝説によると、ジョジョはこの9.11を予言していた。しかも事件が起きる11年も前に…ジョジョの作中ではちょうど第三部が佳境に入る辺りだ。
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具体的にはジョースター達がエジプトに突入し、9栄神のスタンド使いと戦っている頃になる。「トト神」の暗示である予知能力のスタンドを持つボインゴが登場した時に問題のシーンは起きた。
ボインゴはスタンドが具現化した、本のような未来の映像を浮かび上がらせる。この本に興味を持った若者が「ぜひとも譲って欲しい」とボインゴに頼む。
しかし10時30分発のバスに乗り遅れるとのことで若者は「スタンド本」を諦めるのだが…このバスが後に事故を起こし、乗っていた若者は電柱に突き刺さって死んでしまう。
ちなみにこの光景もボインゴの本に「未来予知」として現れていた。その絵の若者は胸に「911」と書かれた服を、背景には不気味な笑みを浮かべる飛行機のような物体が…
さらに絵の中には昼間だというのに三日月が描かれている。これはイスラムの最も特徴的なシンボルだ。またバスの出発時刻である10時30分は、ワールドトレードセンタービルが完全崩壊した時間と一致する。
これほど多くの共通点がしかも「予知」のスタンドのもと行われていたのだ。もはや偶然とは思えない…この都市伝説に対してジョジョの作者・荒木飛呂彦氏が答えた映像が残されている。
それは某動画サイト配信の番組で、ジョジョ特集を行った時のことだ。このインタビューで荒木氏も「どういう心境で描いたか覚えてない」と不思議そうに答えている。
都市伝説では荒木氏自身が予知能力を持っているという見方が強いが、インタビューの内容を信じるならば彼もまた「トト神」の能力にいざなわれたのかもしれない。
都市伝説によるとフーゴは敵として再登場する予定だった!?
ジョジョ第五部の登場人物、パンナコッタ・フーゴ。元々ブチャラティ率いるチームの一員として同行していたが「組織は裏切れない」として途中離脱した。その後は特に彼の話を聞くこともなく、第五部は終了する。
一応スピンオフ作品の「恥知らずのパープルヘイズ」で主役に選ばれるが、ジョジョ本編では(ジョルノとブチャラティが出会う前のローリングストーンズ編を除き)一切、名前すら触れられていない。
だが都市伝説によるとフーゴは途中離脱したのち、ジョルノたちの敵として再登場する予定だったのだ。しかも本来の裏切り者はフーゴの方で「彼がボスのスパイだった」という都市伝説まである。
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なるほど、そう考えると彼のスタンド・パープルヘイズはいかにも悪役っぽい姿や能力だ。しかし実際にジョジョ第五部の連載が始まると、作者の荒木氏は思うように「裏切り者」という立場を描けなかった…
このため急きょ路線変更して、単なる「途中離脱」に切り替えたのである。ジョジョノベライズ「恥知らずのパープルヘイズ」もこうした「いわく」から作られたものと見られる。
ただ第三部のアブドゥルと似たようなシチュエーションであることから、多くのジョジョマニアは「フーゴも強すぎたから消された」と信じているようだ。
ジョジョ第七部の聖なる遺体の正体は…プッチ神父!?
ジョジョ世界が一巡し、いわゆるパラレルワールドに突入した第七部:スティール・ボール・ラン(SBR)。このSBRは馬などを利用したアメリカ大陸横断レースの裏で「ある者」の遺体集めを目的としたストーリーになっている。
ある者の正体とは恐らくイエス・キリストなのだが、作中でハッキリ明かされたことは一度もない。
ゴルゴダの丘やアリマタヤのヨセフなどのキーワードが出てきたり、主人公のジャイロも「まさかイエス様?」と疑いはするものの、きっぱりキリストだとは証明されていないのだ。
このことから一部の都市伝説では遺体はプッチ神父のものではないかとされている。プッチ神父といえばジョジョ第六部のラスボス。
「全人類が覚悟を持って暮らせる世界」を構築するため、世界を一巡させようとした張本人だ。都市伝説によると彼はその世界で神のような存在になることを望んでいた。
ジョジョ本編ではエンポリオによって防がれたが、別の世界軸では野望を達成したプッチ神父がいたかもしれない。そしてそのパラレルワールドの舞台が「SBR」だとしたら…
この都市伝説だが、デタラメかと思いきやそれなりの根拠がある。というのも、遺体を探し当てるとスタンド能力が身につくSBR特有のシステムを考えてほしい。
それと同時に、プッチ神父のスタンド・ホワイトスネイクの能力も思い出してほしい。スタンドをDISC化する能力が遺体の性能と同じに見えないだろうか?
もしかしたらあの世界の「イエス様」はプッチ神父の別名かもしれない…さてジョジョにまつわるいくつかの都市伝説を紹介してきたが、やはり一番は荒木・不老不死説で間違いない。
ジョジョも作者の荒木氏も都市伝説を超えていまや生きる伝説だ。そしてこれからもレジェンドを作り続けてくれればファンとしてはディ・モールト・ベネ!(非常に嬉しい)
また機会があれば他の都市伝説も書いていきたい。