こんなにあった!ゼルダの伝説が楽しくなる裏設定
ゼルダの伝説の裏設定を教えてほしいと言われて、あなたはすぐに答えられるだろうか。
任天堂の中でもマリオやカービィと同じくらい人気がある「ゼルダの伝説」だが、意外とこの裏設定というものが知られていない。
そこで今回は、知ってると自慢できるかもしれないゼルダの伝説にまつわる裏設定を紹介する。
パワレルワールドという裏設定
ゼルダの伝説にはかなり多くのシリーズがある。が、プレイ中には続編を思わせる雰囲気はあまりなく前作をプレイしたことがない人でも楽しめる作りになっている。
とは言え、全ての作品世界はしっかりと繫がっていたらしい。
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裏設定によると「ゼルダの伝説」で最も古い時代は「スカイウォードソード」で、そこから「ふしぎのぼうし」「4つの剣」「時のオカリナ」と続いている。
そしてここからが面白い。「時のオカリナ」で世界は3つのパラレルワールドに分かれてしまうのだ。
分かれた先の世界はそれぞれ「神々のトライフォース」「ムジュラの仮面」「風のタクト」から始まる。当然この後も3つの世界ごとにシリーズ作品が続くのだ。
またそれぞれにオリジナルの物語が用意されていて、パラレルワールドによる正解、不正解は存在しない。
色々な「ゼルダ」を見て欲しいという願いから生まれた裏設定なのだ。
ゼルダ姫やリンクは一人だけじゃない?
「ゼルダの伝説」というだけあって、どのシリーズにも登場するゼルダ姫と、そして主人公のリンク。
まさにゲームのシンボルとも言える二人だが、実は裏設定によると全てのシリーズで「同じ人物」とは限らないらしい。
ゼルダ姫と言えばプレイ中にヒントもくれる重要人物だが、その正体はハイラル王国のお姫様でもある。
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しかしこのハイラル王国では、王族に女の子が生まれる毎に「ゼルダ」の名前が付けられる。
つまり同じ名前の人物が何人もいるわけである。同様に「リンク」も彼の家系では同じ名前が与えられるのだ。
今さっき「すべてのシリーズがつながっている」という裏設定を紹介したが、例えば「夢幻の砂時計」から続編の「大地の汽笛」までに100年以上の月日が流れている。
主人公たちの詳しい寿命は分からないが、普通に考えるとこの二つの作品に登場するリンクは「別人同士」だろう。
この裏設定を知った後で別シリーズの二人の絵を見比べてみると…なるほどと思ってしまう。
主人公のきき腕にも裏設定が…
このゲームの主人公は多くの作品で盾を右手に剣を左手に持っている。通常、剣を持つのはきき腕の方なのでリンクは「左きき」だと考えられる。
ところが、これは偶然そうなってしまったという裏設定がある。
「主人公の剣と盾を逆に持たせてしまった」
これはゼルダの生みの親とも言われる開発スタッフの言葉である。つまり本来は右ききになるはずだった。
左ききというと日本人にとっては少し特別な感じがする。頭のいい人に多いイメージだ。パズル要素の強いゲームだけに、この失敗はむしろ成功だったのかもしれない。
…ところがwii作品のリンクはほとんどが「右きき」なのだそう。実はここにも裏設定があった。
wii版ゼルダの伝説はコントローラーの動きに合わせてキャラクターも動くため、ほとんどが右ききと予測されるプレイヤーに合わせたのだ。
作品のニーズにあっさり合わせる辺りも「ゼルダの伝説」がずっと人気作品であり続ける秘訣なのかもしれない。あまり数が多くないゼルダの伝説についての裏設定。
その代わり、一つ一つの裏設定が考え込まれていて話のネタとしては十分かと思う。職場や学校の友人に得意げに聞かせてみてはどうだろう。