【恐怖】大阪人も笑えない、超怖い心霊スポットまとめ【9選】
笑いの街・大阪。そんな土地だろうと、やはり存在してしまうのが心霊スポットだ。
それも今回紹介するのは、そんじょそこらの心霊スポットとは訳が違う。
大阪人ですら「怖い!」と悲鳴をあげて笑いを忘れてしまうほどの場所である。
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ここがポイント!
大阪・新世界の心霊スポット!怖いエピソードから名がついた「首吊り廃墟」
まず初めに紹介する心霊スポットは「新世界」にある「首吊り廃墟」だ。大阪の新世界といえば通天閣で有名な繁華街。
およそ怖い雰囲気とは縁遠そうな場所であるが、こんな人の多いところにもしっかりと存在するのが心霊スポットである。この廃墟は火災で全焼しているにも関わらず、なぜか解体もされずに放置されている。
大阪の繁華街にそんなものがぽつんと建っていたらそれだけでも怖いが、解体されないのにはある理由があったのだ。
その理由が「首吊り廃墟」の名前の由来でもあるが、つまりこの心霊スポットで実際に首吊り自殺が行われていたのである。しかも全部で3人の首吊り遺体が見つかったと言われている。
大阪府内でもこれほど呪いの強い心霊スポットは稀で、だから壊すに壊せないとのこと。一方であまりに建物が密集していて解体用の重機が入れないからという説もある。
これは意外と信ぴょう性が高い。というのも、この首吊り廃墟、普通に探しても見つけるのにやや苦労する。新世界の迷宮っぷりにやられて二重に怖い体験ができるというくらい迷子になる確率が高いのだ。
この心霊スポットを見つけるには、まず大阪のスパワールドを目指すと良いらしい。大階段を登ると目の前に見えるそうだ。
そもそも、最初の首吊り遺体を見つけたのもこのスパワールドの客である。
「全焼したままの建物」という怖いながらも興味のひかれる物体を撮影したところ…そこにまんまと首を吊っている人が写ってしまったのだ。結果、従業員経由で大阪府警に連絡して発見という流れになった。
また別のケースではこの噂を聞きつけた青年が心霊スポット探索のつもりで廃墟に訪れた所、屋内の柱につり下がった人形を見つけた。
後に大阪のローカルニュースで遺体発見の報道がされて、彼はそれが人形ではなく自殺者だったということを知る。
ちなみにこの首吊り廃墟、その周囲には現在ホームレスが住み着いているようだ。こんなにも怖い心霊スポットの近くに住むなんて…さすが大阪人というか。
ともかく遊び半分で行くとホームレスともトラブルを起こしそうだ。オカルトや迷宮的な意味でも、何重にも怖い心霊スポットと呼べるだろう。
怖いトンネル系の心霊スポット…なぜか大阪にはめっちゃ多い
心霊スポットの代表的な場所として、トンネルが挙げられる。電灯のしっかりしていないトンネルだと昼間でも薄暗いし、出口が2つしかない閉鎖的な感じも「怖い」雰囲気を演出しているのだろう。
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大体どこの都道府県にもトンネルの心霊スポットは1つか2つはあると思う。しかし!逆にいえば、そんな怖いトンネルは各地方で多くても2つあれば十分。
ところが大阪は、トンネル系心霊スポットがなぜかアホが付くほど多いのだ。
まず手始めに「野間トンネル」。ここは女の幽霊が出るとも、トンネルを出た先の首塚に落ち武者の怨霊が出るとも言われる。
特に雨の日の丑三つ時が危険らしく、怖い思いをしたいなら梅雨どきを狙ったほうがおすすめの心霊スポットだ。どうやら野間トンネルは妙見山という霊山の中にあるようで怖いエピソードも多いのだろう。
工事中にトラブルを起こして多くの犠牲者を出した「旧生駒トンネル」も、地元大阪ではヤバいと有名だ。
この事故で何人かが生き埋めになり、その後工事を再開したものの普通では有り得ないような事故が何度も起こった。もちろんこのことが「犠牲者のたたり」として噂を広めることになる。
あまりに心霊スポットとして足を運ぶ若者が増えたせいか、現在では入り口にバリケードが設置され進入不可となっている。しかし、その光景が返って不気味というか怖い場所である。
滝畑ダム近くの塩降隧道・通称「第三トンネル」も怖い。途中がカーブになっているため距離はそれほどでもないのに、出口が全く見えないのだ。
そのせいか過去には事故も多かったようで、女性や少女の幽霊が頻繁に目撃される心霊スポットだ。中には「フロントガラスに手形がついていた」…なんて、具体的な話まである大阪屈指の怖いトンネルである。
またこの付近にある梨の木隧道も「滝畑第三トンネル」と呼ばれており、同じように少女の霊が出るとして有名な場所である。
そもそもトンネルだけでなく、滝畑ダム自体や付近にある「夕月橋」も大阪では名の知れた心霊スポット。
つまりこの地域全体が大きな心霊スポットとも考えられる場所で、これほど広範囲に怖い話のある地区は大阪でも珍しい。
そんな大阪のトンネル系心霊スポットで、最も怖いとされるのが「犬鳴トンネル」。日本屈指の心霊スポットとして福岡に同名のトンネルがあるが、こちらも大阪では「犬鳴の化けトン」と言えば通じるほどの有名さである。
他の怖い噂があるトンネルに比べてアクセスが容易なため、大阪の若者はこぞって犬鳴トンネルに行く。
ちょっとしたレジャー気分のような心霊スポットになっているが、幼い少年や少女の霊がいるとか、トンネル内では絶対にバックミラーを覗いてはいけない(見たら呪いにあう)など…十分怖いエピソードのあるスポットだ。
道幅も狭く車一台通れるか程度だし、昼間でも薄暗いため雰囲気もかなり怖い。
この土地は古くは役小角(えんのおづの)が開いた霊山とも言われ、歴史・品格ともに申し分のない心霊スポットと言えよう。
そして、最後に紹介するのが「芝山トンネル」。
こちらは最近話題になった心霊スポットだ。独特の怖い雰囲気で以前から大阪の地元民の間ではちょっとした心霊スポットとして有名だった。
しかし、噂を聞きつけて肝試しに来た少年がトンネル内を通る電車と接触して亡くなったという。この事故が本当にあったかどうかは定かではないが、噂はたちまち大阪中を駆け巡った。
最近では「悲鳴と電車の通過する音が聞こえる」などの噂も増えて、大阪随一の怖い心霊スポットとして話題になっている。
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名前からして怖い!「皆殺しの館」が大阪最恐の心霊スポットだと話題に
大阪の泉南郡にかつて「皆殺しの館」と呼ばれる建物が存在した。現在は解体されて跡地になっているものの、建物が壊された後も心霊スポットとしてあり続けている。
土地に染みついた怨念とでも言うべきだろうか…そう考えるとかなり怖い。
この皆殺しの館は、正式には「成合寺」(じょうごうじ)というお寺さんで解体前からいわくつきの建物として大阪ローカルでは知られていた。
ここは「供養」のために建てられた寺で「館」と言われる通り、以前は大きめの民家が建っていた。
しかしそこの主人がある日、突然発狂して日本刀を持ち出して一家全員が不幸に見舞われた。家主もこのとき首を吊ったという。それ以降、この場所は「皆殺しの館」という名前で呼ばれてきたのだ。
また、成合寺が建てられた経緯も怖い。すでに廃墟と化していた「皆殺しの館」を高速道路建設のために解体しようとしたが、関係者が次々に謎の変死を遂げているのだ。
ついには「館の呪い」という話にまで発展してしまい、高速道路は館を迂回する形で建設された程だ。
そんな公共事業まで諦めさせるほどの心霊スポット。たまり兼ねた大阪の役所が頼み込んで館跡地に建てられたのが成合寺というわけである。
しかし、その成合寺も2000年ごろの不審火で消失してしまう。恐らく肝試しに来た人たちの誰かが付けたのだろう。焼け跡はしばらく残されていたようだが、現在では完全に解体された。
それでも地元大阪では未だに代表的な心霊スポットの一つとして君臨し続けている。と言うのも…この跡地。建物が完全に無くなったにも関わらず「出る」らしいのだ。
そもそも廃屋時代から「悲鳴のような声が聞こえた」「黒い人影が見えた」「老婆が自殺していた」と言った怖い噂が無数にされていた場所である。
もはや、土地そのものを心霊スポットと言えるほど呪われている。あまりに怪異が発生するため、建物跡地の周辺はさらにフェンスで覆われている程だ。
心霊スポットへの肝試しを止める気はないが、行く際はくれぐれも注意してほしい。
ところで、こうした心霊スポットはしばしば良くない人たちの溜まり場にされることがある。
特に大阪といえばお世辞にもガラの良い人たちばかりとは言えない、心霊スポットでは別の意味で予期せぬ「怖い人たち」と遭遇してしまうかもしれない。
そんな意味でも怖いので、やっぱり肝試しには十分注意してもらいたい。