【都市伝説】となりのトトロは狭山事件を元に作られていた!?
となりのトトロというと、日本人で知らない人はまずいないだろう。
ジブリの名作で未だに人気は不動であるが、一方で恐ろしい都市伝説を耳にした。
何と少女が惨殺された「挟山事件」をモチーフに作られたという都市伝説で、あの和やかな作品からはとても想像し難いのだ。
今回は、ネットで度々話題になる「狭山事件」との関係について詳しく紹介しよう。
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「挟山事件」とは?となりのトトロとの関係性
となりのトトロでは幼い姉妹にスポットが当てられるが、この物語が殺人事件と関連性が高いという話なのだ。
その事件とは、少女が行方不明になり無残な姿で遺体が発見されたというもの。
有名な都市伝説で姉妹は既に死んでいると言う噂があるが、これを重ねているのではとも囁かれているのだ。
となりのトトロの設定では妹のメイが迷子になり、姉のサツキが探しに行くという内容…挟山事件の被害者は末っ子の妹で、母親は既に他界している。
となりのトトロでは母親が病気を患って入院しているが、家に不在という設定も似ている。
作中で母が入院している病院は「七国山病院」というが、これは挟山丘陸にあった「八国山病院」をモデルにしているという。
ジブリには実際に存在する場所をモデリングした物語が多いのは事実。
ちなみに、となりのトトロの舞台は所沢市。これは挟山事件があった場所とかなり近いので、都市伝説として浮上したのも納得がいく。
狭山事件との怖い共通点
これだけ共通点が多いとなると、やはりオマージュ作品なのかという疑問。
先ほどの内容以外にも、登場人物の「サツキ」と「メイ」は五月を表す名で、上記の忌まわしい殺人が起きたのも「5月1日」…
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さらに2人の年齢を足すとちょうど16歳で、被害者の年齢(16歳)とも一致していた。
これは単なる偶然とも言えるが、並べて考えると大変恐ろしい。だが監督の宮崎駿はこう語っていたのだ。
「隣にいるお化けが出てきて、こうゆう場所に今でも住む事ができたらという想いで作った」。
都市伝説では現に殺人が起きた場所の隣で、それがタイトルの由来とも噂されていた。
しかし、そこは「となり違い」だったようだ。
この都市伝説はドコから来たのか?
それ以外にも「子供たちを楽しませてあげたいと思い作った」とコメントしている。つまり、上記の恐ろしい都市伝説とは全くかけ離れていることが分かった。
確かに、私たちが笑顔になれる作品が恐怖を元に作ったとは考え難い。ちなみに都市伝説が広がったのは「2ちゃんねる」のスレからだと言われている。
それまでこの様な噂はなかったが、日に日に書き込みが増えて一気にツイッターなどで拡散したのだ。
都市伝説になるほど影響力が強いアニメなので不思議もないが、このようにジブリ作品には毎回驚かされる何かがある。
一言メモ
今やネット社会…たまたま重なった共通点から都市伝説が生まれていた。
ただあまりに接点が多く、どこか釈然としないのが正直な気持ちだ。
何度も観ても飽きない映画ではあるが、まだまだ謎が深い作品である。
これを読んだ後で再度観ると新たな視点が見えてくるかもしれない。