「さらば銀魂…!」アニメ版終了の裏には一体何が…?

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これまで複数回、期間を挟んで放送され続けている「アニメ版・銀魂」。

そして各章が最終回を迎えるたび、つまりシーズンが終了する毎にいわゆる「銀魂ロス」現象が起きる事はファンの間では有名だ。

そんなこんなでこのアニメ版の銀魂。終了の裏には「驚きの理由」が隠されていた事をご存知だろうか?

 

「アニメ版銀魂」の第2期が終了した本当の理由とは

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銀魂は2006年から2010年まで長きに渡って放送された第1期を皮切りに、それ以降何度もアニメ化されてきた人気作品だ。

特に人気なのが、2011年にスタートした第2期の「銀魂’」である。そして本シリーズ終了の半年後に開始された新シリーズは、本来なら第3期となるにも関わらず「銀魂’の延長戦」と題されるほどの過熱ぶりだった。

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現在でも「アニメ銀魂」といえば最も長く放送された第1期より、この「第2期」を思い浮かべる人が多いのではないか?

ところで、この第2期が終了した理由として、ネット上ではいくつかの噂が飛び交っている。中でも最も銀魂ファンの間で信じられているのが「アニメが原作を追い抜いたから」という説である。

なるほど、確かにアニメ銀魂では「放送コードに耐えられない」として原作のエピソードを丸々カットすることもある。中には「出番が全くないまま終了」というキャラも存在するほどだ。

さらに、銀魂のアニメ版は基本的にアニメオリジナルストーリーをやらないため、どうしてもマンガ版よりも展開が早くなる

こうした事情も2ndシーズン終了の理由が「原作を追い抜いてしまった」事にあり、その信ぴょう性の高さを物語っている。

しかし、冷静に考えてみてほしい…事実上の第3期にあたる「銀魂’延長戦」は第2期の放送終了から、わずか半年後にスタートしているのだ。

しかも放送休止の期間と同じ、約半年間もアニメ放送を続けている。「アニメ化するほどのストックが原作にない」ことを理由に放送が終了したのに…これは怪しい。

銀魂といえば、元から「そのまま放送すればスタッフの命が終了する」と言っても過言ではない質のネタが多く存在する。そうしたエピソードがアニメ版でカットされることは、当然、関係者にしても織込み済みのはず。

とするなら「休止期間からわずか半年の間に、半年分のストックを貯める」という方法はかなり荒業だったかと思う。

 

アニメ終了の真相…!実は銀魂スタッフがふざけすぎたせい?

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こうした事実から、銀魂ファンの一部では「別の真相があるのでは?」と囁かれている。そのヒントとなるのが、アニメ第2期「銀魂’」の最終話である。

この最終話では普段、原作通りの進行をする銀魂でなんと「アニメオリジナル展開として、作者の空知英秋本人が出演。

ジャンプの目次コメントなどでも良く見られる、あのゴリラ顔が「アニメーション化されて動く」という前代未聞の演出は、リアルタイムで放送を見ていた銀魂ファンたちの度肝を抜いた。

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もちろんアフレコも作者本人であり、空知は事前に「特別な仕事がある」とほのめかしていた。ただあまりにブッ飛んだ最後だったためか、放送終了後もネット上で話題になっていた。

さてこれがどういったヒントになるかだが、実はこの騒ぎのとき第2期の総合的なレビューとして、「(良くも悪くも)最初から最後まで酷いアニメ」と言った意見が数多く見られたのだ。

メタ的な演出を嫌うファンからは「最低な最後」という痛烈な批判までされるに至って、銀魂2ndシーズンは終了したのである…

こうしたコメントからも分かる通り、今にしてみれば銀魂アニメの第2期は伝説的な作品と見られている。だが当時のリアルタイムな感情としては、少なくとも心地よい意見ばかりではなかったのだ。

またアニメ最終回で、まさかの特別出演を果たした作者の空知が「唐揚げが食べれなくなった」と発言。さらに「その件とアニメが終了することは無関係」という、意味深なコメントまで残している。

これは「銀魂’」でとある国会議員をネタにしたことによって、その回の放送終了後に大クレームが飛んできたという逸話を元にした話。アニメ内でその政治家をモチーフとしたキャラに唐揚げを食べさせていたことに由来している。

こうしたエピソードからも分かる通り、やはりアニメ第2期にあたる「銀魂’」は何かにつけて「酷かった」のだ…

つまり、一部のファンが噂する真相とは「2ndシーズンがあまりにもはっちゃけ過ぎたため打ち切りを食らった」というまさかの内容。

もちろん銀魂の第2期は「初めから放送予定は1年間だった」という説もあり、2ndシーズン終了は予定調和だったという意見もある。

あるいは「延長線」の見切り発車っぷりも「『銀魂’』があまりの人気だったため、スタッフがファンの期待に応えた」と考えられなくもない。

実際にアニメ終了の原因が何であるか我々には知り得ないが、こうした説があることを知って損はないだろう。

 

銀魂は何故、「アニオリ展開」をしないのか?シーズンごとに終了する意外なワケ

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銀魂ではアニメオリジナルストーリーが放送されない

と言うと、少し語弊がある。厳密に言えば過去の放送で10話ほど「アニオリ展開」をしているが、これだけの人気を誇る長編アニメとしては少ない部類だろう。

特に第3期においては完全なる原作準拠で、特別に用意されたシナリオは存在しなかった。

普通これだけの人気作になると、いかにストーリーが原作を追い抜いていようがアニメ独自のエピソードが用意される。いわゆる「延命措置」に入るのだ。

しかし銀魂は、なぜか放送を終了しては再開するという手法を取り続けている。この理由として挙げられるのが、かの有名な劇場版騒動だ。

アニメ版の銀魂は2013年に「完結篇」と銘打った劇場版を放映し、このシナリオを多忙極める原作者の空知に依頼した。ところがその2年後、第3期となる「銀魂゜」がスタートし、これが空知英秋の怒りを買うことに…

第3期開始時に、空知は「忙しいにも関わらず最終シナリオ書いてやったのに…勝手に復活させるのか?」という旨のコメントを堂々と掲載するに至ったのだ。

この一件から、どうやら銀魂スタッフは原作者との意思疎通が上手く行っていないと伺える…もっと極端に言えば「不仲」と表現しても良いだろう。

もしかすると、この辺りのイザコザが銀魂におけるアニオリ展開を許さず「終了しては再開」という手法を繰り返す原因になっているのかもしれない。

あるいは一旦放送を終了させて、新たにスタートさせた方がアニメの宣伝がしやすい。もしくはマンネリ化を避けられるなど…ある意味で陰謀論的な噂がされていたりもする。

あまり気持ちの良い話ではないが…こうした都市伝説めいたエピソードが存在するのも、銀魂の人気が根強い証拠だろう。

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