〈保存版〉スラムダンク都市伝説!ネットで噂のトリビア集
1990年から96年にかけて連載されたスラムダンク。かなり昔の作品なのに未だにバスケット漫画のトップにいるし、当然だが人気も高い。
そして、人気があればやはり存在するのが都市伝説。今回は色々と気になるスラムダンクの都市伝説を紹介しよう。
Sponsored Link
ここがポイント!
スラムダンクのトーナメント表には、あのお笑いコンビの名前が…
これは湘北が所属する神奈川県大会のトーナメント表に関する都市伝説だ。この表を見ていくと最上部にシードの陵南があり、そこから川野辺、七久保…と続く。
問題となるのは一回戦・第五試合の組み合わせ。ある都市伝説では浜田中央と松元高校の対戦になっているとのこと。浜田と松元、どこかで聞いた覚えはないだろうか。
そう、お笑いコンビのダウンタウンだ。また第七試合には南原と内村第二の対戦とする都市伝説もある。
こちらもご存知ウッチャンナンチャンだ。なんでも都市伝説によれば、スラムダンク作者の井上雄彦がお笑い好きとのことだが…
なんともユーモラスな都市伝説である。
井上雄彦の「リアル」はスラムダンクと繫がっている?
井上雄彦氏と言えば、スラムダンクの他にもう一つバスケット漫画を手がけている。「リアル」というタイトルの、障害者バスケットを描いた作品だ。
で、このリアルの各所にスラムダンクが登場するという都市伝説がある。例えばリアルのコミックス第1巻にはスラムダンクのメガネくんこと、木暮らしき人物がバスに乗っている。
またスラムダンクでは神奈川県大会のあたりから登場した「週刊バスケットボール」の記者である中村君もリアルに登場する。
こちらは外見から職業までそっくりで、都市伝説的にいえばドッペルゲンガーでもない限り「同一人物」と見て間違いないだろう。
では「リアル」とスラムダンクの世界は繋がっているのか?一見するとこう考えがちだが、ある都市伝説では完全に否定されている。なぜならリアルの世界でスラムダンクのアニメが放送されたからだ。
リアルという題名が「現実世界」も意味しているなら納得だが…そうすると中村君や木暮は一体?謎が深まるスラムダンク世界の設定だ。
ちなみに、双方の作品にナガノミツルという人物も登場する。しかし一方は翔陽の永野満、もう一方は車椅子バスケの日本代表候補である長野満。
たまに同一人物だとする都市伝説も存在するが、見ての通り名字が違うため完全な別人である。
作者のユーモアが面白い!「看板」の都市伝説
スラムダンク作者・井上雄彦氏といえばトーナメント表の都市伝説にもあった通り、かなりおちゃめな人物だ。そして都市伝説によると、こうした小ネタが他にも存在するという。
例えばコミックスの第3巻、電車内で流川の映るシーンを背景に中吊り広告が描かれている。英会話塾の宣伝だが、文字をよく見ると「受講料90億ドル」となっているのだ。
Sponsored Link
日本円に直せば約1兆円である。スラムダンクの世界はハイパーインフレなのだろうか?また翔陽の長谷川の回想シーンでは、三井の後ろに「アンザイフライドチキン」という看板が立っている。
アンザイとは言うまでもなく安西監督のことだ。更にその看板には、ご丁寧に似顔絵まで描かれている。
完全に某カーネルサンダースのお店である。あまりにやり過ぎなため、別の意味で都市伝説になりそうだ…
スラムダンク最大の謎!ゴリと晴子は本当に兄妹!?
スラムダンクファンの間でたびたび噂される都市伝説がある。ゴリと晴子…赤木兄妹は血が繋がっていないというものだ。
都市伝説最大の理由は、もちろん二人の顔が全く似ていないこと。しかしそれだけではない。
実は二人の出身中学まで違っているのである。スラムダンクの作中でゴリは北村中、晴子は四中と紹介されている。
あくまで都市伝説ではあるが、実際に兄妹で別の中学に通うことは可能である。例えば実家が学区の境界線あたりにある場合、子どもはどちらに進学するか選べるケースが多い。
あるいは何かしらの理由があって学区外通学を申請し、許可される場合にも可能だ。しかしスラムダンクの中にそんなエピソードは登場しない。
兄妹で出身校が違うなんて、都市伝説のネタとしては好都合だ。ここをあえて主張しないのは、やはり隠された裏設定だからではないだろうか。
つまりゴリと晴子は、やはり本当の兄妹ではない!?と思ったが、似たような都市伝説にこんな話がある。
「二中出身、桑田です!」
湘北バスケ部が新入部員のテストを行った時の桑田登紀の挨拶である。はっきり二中出身と語っている。
しかしその後、湘北が全国大会に進出すると桑田の出身校は藤園中と名簿に書かれてあった。これは明らかなミスである。
だとすれば、ゴリと晴子の件がミスである可能性も浮上する。やはり二人は本当の兄妹なのか?
それはともかくとしても、同じ遺伝子を継いでいるとは到底思えない。
まだまだあった!作中では到底気づけないトリビアたち
その他、作品の何気ないシーンから一触即発の場面までこんなにも多くのトリビアが見つかったのでご覧に入れたい。
各強豪校のモデル
・湘北高校→武蔵野北高校
・陵南高校→鎌倉高校
・山王工業→能代工業高校
・翔陽高校は熊本県大津町に実在する(高校の名前が被っていた)
・湘北高校がインターハイで利用した旅館「ちどり荘」は広島にあった「みどり荘」がモデルになっている。
・試合の観客席にセーラームーンの主人公(月野うさぎ)が出ている
・桜木花道はインターハイに最年少で出場した選手
・小暮が着ていたTシャツの柄が(漫画:うさぎの絵→アニメ:柄なし)に変わったのは喧嘩の空気感が薄れると制作側が判断したから(不良時代の三井が小暮を襲撃した回)
・流川は自転車を走行中、プリンスの「NEW POWER GENERATION」をよく聞いている
・周りの墓に書かれた名前がほぼ巨人の選手名になっている(安西が元教え子だった矢沢の墓に足を運ぶシーン)
・翔陽高校の長谷川も「チエコスポーツ」を使っている
・「はらたいらさんに3000点」→海外版では「俺はマイケル・ジョーダンに賭けるぜ!」に変わっている(魚住のセリフ)
・井上雄彦氏はインターハイが始める前に作品を終わらせたかった
とまあ、ざっくり挙げただけでもこんなにある。
ところで「スラムダンク世代」という言葉をご存知だろうか。
文字通りスラムダンクを見て育った世代のことである。彼らの中には実際、この作品を見てプロバスケット選手になった人もいる。
もはやスラムダンク自体が都市伝説のような存在なのだ。