ネタバレ多数!スネイプの裏の顔がヤバかった【ハリーポッター】

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突然だが、あなたはハリーポッターにおける「裏の主人公」をご存じだろうか。

そんな人物知らない!」

…と言うのも無理はない。

ただしこの噂は、ネットで誰かが言い出したことでもなければファンの意見や考察でもない。

何故ならこれはハリーポッターの原作者、JKローリング女史の発言から生まれているからだ。

彼女はインタビューでハリーポッターの後日談、さらには隠してあった内容をネタバレすることもあるが…

その人物とは「セブルス・スネイプ」。

こう聞くとハリーポッターの前半作品だけ観た、もしくは読んだことがない人には訳が分からないかもしれない。

そんな人を対象に、ここではスネイプが「主人公」と呼ばれる所以について紹介したい。

※これはハリーポッターシリーズを通しても三本の指に入る大事なネタバレ要素である。

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ネタバレに入る前におさらい!「スネイプ」って誰?

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そもそも「スネイプ」とはどんな人物だろうか。

読者目線でネタバレをお送りするために、まずはハリーポッターシリーズの序盤から中盤にかけてのスネイプ像を紹介しよう。

スネイプはホグワーツ魔法魔術学校における魔法薬学の教授であり、一人称は吾輩。小説では度々「コウモリっぽい」と表現されている。

彼はご存知スリザリンの寮監督であり、生徒からは「闇の魔術に詳しくその防衛術の教鞭の席を狙っている」ともっぱらの噂だ。

(理由は後述するが)ハリーポッターへの振る舞いは他の生徒よりも一層厳しく、度々理不尽な減点もしている。彼についての基礎情報はこんな感じだ。

次章では、ハリーに特別きつく当たる理由やネタバレの布石となるスネイプの少年時代から学生時代を覗いてみよう。

 

幼馴染と憎きいじめっ子?スネイプのルーツをネタバレ!

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ここまで読んだ方はスネイプに「ただの嫌な先生」という印象しか抱かなくとも無理はない。

続いて彼の過去を中心に掘り下げていくが、まだ重要なネタバレには早く「主人公感」も伝わらないはずだ。なのでもう少しお付き合いいただきたい。

スネイプは幼少期、近所にいた「リリー」という少女と仲良くなる。このリリーこそが、後のハリーポッターの母となるリリー・エバンズである。

スネイプ少年はマグル血統で魔女の資質を持つリリーに色々魔法を教えるうちに、二人は打ち解ける。やがて彼らはホグワーツに入学。スネイプはスリザリン、彼女はグリフィンドールへ入寮する。

思えばここが彼にとって一つのターニングポイントだったのかもしれない。学年が上がるにつれ、彼はリリーと交友を続けてはいるものの、当然スリザリンの仲間達ともつるむ。

その中には後の死喰い人になる生徒もいて、彼女はそれについて快く思っていなかった

もう一つ、彼らの仲を引き裂いた存在がいる。それが「ジェームズ・ポッター」、他ならぬハリーポッターの父となる男だ。

優秀で活発、かつ悪戯好きな彼やその仲間は、みすぼらしい容姿のスネイプを度々からかった。中には擁護できないようないじめもあり、リリーはそのことを嫌っていたのでジェームズと彼女の仲も険悪だった。

しかし、ジェームズが彼女に惹かれ始めたこともあって(彼女の前では)スネイプをいじめなくなる。これによってリリーとジェームズの距離は縮まっていく。

そんなある日。スネイプは嫉妬や周りのよろしくないスリザリン生の影響からか、彼女に思わず「穢れた血」と言ってしまう。二人の関係が完全に崩れ去った瞬間だった。

発言を激しく後悔するスネイプだが、一度入った亀裂は二度と戻らなかった

その後、拠り所をなくしたスネイプは学友たちとともにヴォルデモートのもとに集って「死喰い人」となる。

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スネイプの暗躍と後悔…そして最愛の人の死

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死喰い人に成り果てたスネイプはヴォルデモートの命の下、ホグワーツに入り込む。表の顔は教師だが、ここでスパイとなって暗躍するのだ。

そしてある日、彼はダンブルドアがホグワーツの教師志望の魔女を面接する場に出くわす。その魔女の名はシビルトレローニー。あの冴えない、でたらめと評判の占い学の先生である。

しかし彼女は偉大な占い師の末裔で、稀に取りつかれたようになって本物の「予言」をすることがある(「ハリーポッターとアズガバンの囚人」を観た人は分かると思うが)。

面接が進みダンブルドアが彼女を不合格にしようと考えていた矢先、一つの予言を残す。これこそが第五章の重要なネタバレポイントであり、魔法省での争いのきっかけを生んだ予言なのだ。

その内容とは「七月の終わりに生まれた赤子が、ヴォルデモートをやっつけるはずだ…」というもの。そしてスネイプはこの予言の子が「ハリーポッター」、つまり彼が想い続ける女性の息子であることに気付いてしまう。

ちなみに予言の子は「ハリーポッター以外の人物になる可能性もあった」と後に原作者がネタバレしている。(作中にも描写がある)

本筋からそれるので詳細のネタバレは割愛するが…何の因果かその人物もハリーポッターと同じく「両親を襲撃され、スネイプから執拗にマークされている」ようだ。ぜひ探してみてほしい。

話を本題に戻そう。この予言を主であるヴォルデモートに伝えたスネイプだが、ハリーポッターを狙うヴォルデモートが母にまで手をかけてしまわないか…彼は強い不安に駆られる。

そしてダンブルドアにリリーだけは守って欲しいと頼み、彼は承諾。しかしその願いも虚しく、ジェームズの友人「ピーター」の裏切りによって彼女はジェームズと共に殺害されてしまう。

スネイプは己の選択を激しく後悔したのであった。

 

ハリーポッターの裏主人公、スネイプがついに動く

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なぜ彼女を守れなかったのか…」

失意の中、スネイプはダンブルドアを責める。何より自身が悪の道に走ってしまった選択を悔いていた。

そしてダンブルドアの諭しにより、愛する人の子であるハリーをいずれ復活するであろう闇の帝王から守る決意をする。とは言え、ハリーポッターは同時に憎きジェームズの子でもある。

そこで自分の決意、真意は誰にも漏らさぬようスネイプはダンブルドアに頼む。スネイプはこうしてヴォルデモートをも欺く「二重スパイ」となるのだ。

人の心を読む「開心術」の使い手であるヴォルデモートにはスパイ行為は通じないものの、スネイプは唯一開心術を回避できる「閉心術」の達人であった。

闇の帝王すらスパイ可能なスネイプは、こうして「影の主人公」ともいえる道を歩み始めるのだ。

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苦悩と決意〜ハリーポッターを守る騎士〜

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ハリーポッターがホグワーツに入学してからというもの、スネイプの心中は穏やかではなかった。

憎き父にそっくりの容姿や生意気な態度(スネイプの場合、かなり過敏になっているが)に苛立ちながらも、陰ながら彼を危機から救ってきた。が、第五章である事件が起こる。

ハリーポッターはヴォルデモートとの不思議な繋がりから傷が痛んだり、二人の感情や夢がリンクしたりと苦しんでいた。それを「あの人」に利用されることを懸念したダンブルドアは、ハリーポッターに閉心術を教えるようスネイプに仕向ける。

しかし犬猿の仲である二人の個人授業が上手くいくはずもなく、あるきっかけからハリーはスネイプが封じ込めてきた学生時代を覗いてしまう。

そして自分が信じる勇敢な父親像に対して、いじめっ子という一面も知って葛藤するハリー。スネイプも見られたくない過去を知られたことで怒り心頭の様子。

そんな矢先…遥か昔に「死の秘宝」の魔力に取りつかれていたダンブルドアは、久方ぶりの誘惑に負けてある呪いが付いた指輪をはめてしまう。スネイプの機転で彼は一命を取りとめたものの、わずか余命一年となってしまうのだ。

その頃、死喰い人の見習いになったマルフォイがダンブルドアの暗殺を闇の帝王から命じられる。

これを知ったダンブルドアはスネイプに命じて自らの命を絶つことでマルフォイを殺人の罪から守り、あの人によりスネイプを信用させるように約束する。

スネイプは忠実に二人の約束を果たすのだった。

二人はまた、もう一つの事実を共有する。これはハリーポッターシリーズ最大のネタバレ要素でもあるが、ハリーは最後の分霊箱であり時期が来たら殺されてしまうという内容だった。

それを知ったスネイプは憤慨し、今まで彼を家畜同然に育ててきたのかとダンブルドアを責める。

まさかハリーポッターに情が移ったのかと問われて守護霊を呼び出すが、その守護霊は愛する人と同じ牝鹿の姿をしていた。

 

スネイプの悲しい最期

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リリーを心から愛していたスネイプはどんな状況下でもハリーを守ってきた。

ハリーポッターら三人の分霊箱を探す旅の中で、それを破壊しうる数少ない魔法具である「グリフィンドールの剣」を彼に届けたのもスネイプだ。彼の助けなしに闇の帝王を討つことはできなかったに違いない。

そんな中、ヴォルデモートは自身が持つ最強の杖の所有権がスネイプにあると思い込む。本当はマルフォイに渡った後、その時はハリーポッターのものだったが、そんなことも知らないヴォルデモートは自身の蛇(ナギニ)で彼を殺害してしまう

虫の息となったスネイプに駆け寄るハリー。前章でネタバレした分霊箱の真実を伝えるため、自身の記憶を命からがらハリーに渡す。そして母と同じ目をしたハリーポッターに見つめられながら、その波乱の人生に幕を下ろすのだった。

いかがだったろうか。これが「セブルス・スネイプ」の人生である。

最後に、これを知っていれば通ぶれるスネイプのネタバレ&豆知識を二つ紹介してお別れとしよう。

一つ目のネタバレ、それは第六章のタイトル「ハリーポッターと謎のプリンス」。

「謎のプリンス」とは、実はスネイプを刺しているのだ。彼の母の旧姓は「プリンス」。父はマグルであり、この章の英題はHarry Potter and the Harf-Blood Princeである。

この章でハリーは所有者が分からない魔法薬の教科書の書き込みに助けられるが、この本に書かれている「半純血のプリンス蔵書」という殴り書き。この所有者こそスネイプだったのだ。

もう一つ。このネタバレを知るハリーポッターのファンはそこまで多くないだろう。

スネイプのフルネームはSeverus Snapeだが、綴りの順番を変えると「Perseus Evans」になるのだ。

このPerseusとはギリシャ神話の英雄を意味している。Evansはリリーポッターの旧姓であり、日本語で表すなら「エバンスの騎士」。この記事でも見出し(サブタイトル)で文字らせてもらった。

ここまで綿密に作り込まれたハリーポッターのキャラは彼だけであろう。

恐ろしく勘がよく、また神話や英語に堪能な読者ならばリリーの旧姓が明らかになる第五章で、もしくは一章の時点でネタバレの存在に気付いてしまうかもしれない。

筆者は気付けなかったが…

それを知った時、作者が興味深いネタバレを隠していたことに感心してスネイプがもっと好きなキャラクターになった。この記事を読んでくれた貴方もそうであると嬉しい。

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