FFファンなら知っとけ!ファイナルファンタジー3の都市伝説・裏話
国内ではドラクエとともに二大RPGシリーズとも呼ばれる「ファイナルファンタジー」。
全作品とは言わないがファイナルファンタジーシリーズのうち、どれか1つでもプレイした経験がある人は多いのではないだろうか。
こうした人気シリーズには都市伝説がつきものである。
そこで今回は、数あるファイナルファンタジー都市伝説の中でもちょっと驚きの話を紹介したい。
「ファイナルファンタジー」はスクエアの倒産危機から名付けられた?
ファイナルファンタジーの開発元と言えば有名なスクエア・エニックス(スクエニ)である。昔は「スクエア」「エニックス」とそれぞれ別会社であり、ファイナルファンタジーはスクエアが持つ人気ブランドだった。
ところでこのスクエアだが、都市伝説によるとファイナルファンタジー発売前はこれといって売れたゲームのない倒産しかけの会社だったらしい。
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そんな状況の中、開発が進められていたファイナルファンタジーには当時、別の名前があった。しかし制作スタッフが「どうせ最後の作品になるから」と思ったことで今の名前が付けられたのだ。
ファイナルファンタジーを日本語に直すと「最後の冒険」。都市伝説では文字通り、スタッフにとっても最後の冒険になる作品だったと後に明かされている。
ところがこの作品が予想を超えてまさかの大ヒット。会社は倒産せずにすんだし、ファイナルファンタジーにもこの後シリーズ化という「ビッグウェーブ」が押し寄せた。
まさにスタッフにとっても思いがけない「勇者さま」の登場となった。
FF3のラストダンジョンにセーブポイントがない…まさかの都市伝説
さてそんなファイナルファンタジーだが、シリーズ3作目に当時の子ども達のトラウマにもなった場所がある。いわゆる「FF3のラストダンジョン」であり、冗談抜きにこのダンジョンがとにかく長い。
にも関わらず、途中に一切セーブポイントが存在しないのだ。
「ゲームは1日1時間まで」というお約束が当たり前だった時代に、どんなに早くても攻略に3時間はかかるダンジョンが作られたためクリア出来ないプレイヤーが続出した。
都市伝説によると、これはスタッフのたった一言のセリフが原因だとしている。
「簡単なダンジョンだし必要ない」
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何が必要ないかとは言うまでもなく、セーブポイントのことだ。このたった一言のおかげで、本来は用意されているはずだったセーブポイントが全て消されてしまう。
そして当時の子ども達は攻略途中で親や兄弟にリセットボタンを押され、クリア出来ないという悲劇にさいなまれたのだ。まさか本当の意味での「ラスボス」がスタッフだったとは…
当時遊んでいたプレイヤーからすると驚きの都市伝説だろう。
FF3のリメイクが遅れた理由
ところでこのファイナルファンタジー3には、更に驚きの都市伝説が存在する。このシリーズは何度もリメイク版がつくられるほど人気なのに、この作品は他のシリーズに比べてリメイク化が少し遅かった。
その理由が都市伝説で明かされているが、この作品には「飛空艇」という空を飛ぶ乗り物が登場する。
これがものすごく早くて、ボタンを小きざみに押さないと狙った場所に止まれないくらいのスピードだった。ところが他の作品で再現しようとしたところ、どうプログラミングしてもこれほどの早さにならないのである。
実は都市伝説によると、この速度はプログラマーの一人がバグを利用して再現したものだとしている。しかもこの方法が彼にしかプログラムできないものだったと言うのだ。
都市伝説によると、ファイナルファンタジー3には他にも数多くのバグが存在しているらしい。しかしこの天才プログラマーがアドバイスしたことによって、あたかもまともな状態であるかのように見えているのだそう…
ある箇所では「動いていることすら不思議」なほどバグがあると都市伝説では語られている。
結局は1から作りなおすことでリメイク版が発売されたファイナルファンタジー3だが、そうでなければあまりにバグが多くて続行不可能だったらしい。
裏でこれだけの問題を抱えていたにも関わらず、そうとは思わせない天才プログラマーの存在にも驚かされる都市伝説だ。すぐれた作品にはそれに比例した数の都市伝説が存在する。
だとすれば、このシリーズだけで一体どれだけの都市伝説があるのだろう。とにもかくにもファイナルファンタジーにはいつも驚かされっぱなしだ。