【レジ系ポケモン禁断の都市伝説】戦争と関係していた?
平和な時代はいつまでも続いて欲しいものである。その願いは世界共通であり、人類共通の夢である。
しかし平和ボケした昨今、本当の平和とは何なのか?そんな現代人に警鐘を鳴らす都市伝説が、なんとポケモンに存在した。
その設定が戦争をモチーフにしていると噂の、レジ系ポケモンの都市伝説を紹介したい。
Sponsored Link
レジ系ポケモンとは
ポケモン三作目に当たる、ルビー・サファイアに登場した、レジロック・レジスチル・レジアイスの三体のこと。いずれも名前の冒頭部にレジと付くことから、総称してレジ系ポケモンと呼ばれている。
他のシリーズと同様に伝説ポケモンの扱いだが、一体、彼らの何が都市伝説なのか。
戦争とレジ系ポケモンの意外な共通点
先ずはレジ系ポケモンの登場する地域に注目したい。ポケモンの舞台は実在する日本の土地をモチーフにしていることが多い。
レジ系が登場する三作目の舞台ホウエン地方も、九州を横にした様な地図が用いられている。また、レジ系ポケモンは特定の場所に各一匹しか存在しない。
そしてその場所を実際の地図に当てはめると、それぞれ大分・宮崎・長崎となる。この三県は太平洋戦争中、空襲によって九州の中でも特に甚大な被害を受けた地域だ。
取り分け長崎は原爆を落とされたことで有名。更にレジ系ポケモンはレベル89になると、皆一様に「はかいこうせん」を覚える。
何故89なのか? 中途半端だし90で良いじゃないかと思うが、これがこの都市伝説のキモだ。89という数字を見て何か思い当たることはないだろうか。
Sponsored Link
…長崎に原爆が落とされたのは8月9日。数字だけ抜き出すと丁度89になる。
また、レジ系ポケモンは「ハートのウロコ」という、「忘れていたワザを思い出す」アイテムによって「だいばくはつ」を覚える。
「忘れていた」「だいばくはつ」…古い空襲の記憶?
登場地域・日付と一致する奇妙な習得レベル。だいばくはつの記憶。偶然で片付けるにはあまりにも符合する点が多い。
他にも、レジ系ポケモンの使うワザ「げんしのちから」が「”原子”の力」ではないかとか、レジ系ポケモンに関した点字を繋げるとHTO(原爆の材料名)になるなど噂は絶えない。
そもそもレジ系のレジとは軍事用語で犠牲者を意味するとか、色々と戦争についての関連性が高い。これだけでも興味深いのだが、この都市伝説にはまだ続きがあった。
レジギガスも都市伝説に関係していた
レジギガスは、先に紹介したレジ系3匹が初登場したルビー・サファイアの次作、第四作目に当たるダイヤモンド・パールに登場したポケモンだ。
頭にレジと付く様に、やはり伝説のポケモン扱いで、なんとレジロックたちを創り上げた親玉的な存在でもある。そんなレジギガスだが、他のレジ系ポケモン同様に、戦争を彷彿とさせるワザを覚える。
「ヘビーボンバー」「あやしいひかり」「ギガインパクト」等々。
また、レジギガスが登場する「キッサキ神殿」も、実際の地図に当てはめると北海道の稚内に当たる。意外なことだが、この北海道も、戦時中に空襲で大きな被害を受けた場所なのだ。
更にそこには戦没者をまつった立派な慰霊碑が建てられている。まあ都市伝説には良くある裏の取れていない話だろうと思ったら、実際に存在した。
「宗谷海域海軍戦没者慰霊碑」。空襲での犠牲者がまつられている訳ではないが、慰霊碑には違いがない。
一作品だけならまだしも、二作品にまたがってレジ系ポケモンと戦争との関係を示唆するこの都市伝説。今後のレジ系ポケモンの動向に目が離せないと思ったと同時に、考えされられたのは戦争の悲惨さや平和の大切さ。
この都市伝説を通じて、改めて歴史を振り返ってみるのも良いかもしれない。