全て実話!セーラームーンにまつわる意外な都市伝説
アニメの大ヒットにより一時代を築き、社会現象にもなったセーラームーン。
「月にかわっておしおきよ!」
主人公の決めゼリフは当時の子ども達の間で大流行したが、そんなセーラームーンにもいくつかの都市伝説が噂されているので紹介しよう。
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ここがポイント!
「セーラームーン」は少女漫画界の救世主だった
セーラームーンは原作が少女漫画雑誌「なかよし」に連載されていた。これは1992年頃からのことで、当時の少女漫画は「なかよし」に限らずどの出版社も厳しい状態にあった。
というのも、今まで少女漫画界にも「ベルサイユのばら」や「エースをねらえ!」などの有名作品があったがその次となるヒット作が生まれなかったのだ。
苦しい時期がしばらく続いた後、そこに突如現れたのがセーラームーン。実は当時の少女漫画界では「アクションものは売れない」という都市伝説、ジンクスがあった。
しかしそんな前評判をはね除けて、セーラームーンは空前的な大ヒット作となる。またその影響で少女漫画業界も潤いを取り戻した。
都市伝説を打ち破っただけでなく、結果的に業界全体まで助けたのだ。もはや「セーラームーン」自体が都市伝説的な存在である。
ちなみに「少女向け作品+アクションもの」の流れは、その後もカードキャプターさくらやおジャ魔女どれみ、最近ではプリキュアなどしっかりと受け継がれている。
新たなジャンルを作り上げたセーラームーンの功績は立派な都市伝説だと言えよう。
あの「エヴァ」もマネした?セーラームーン都市伝説
言わずと知れた超有名作品・エヴァンゲリオン。都市伝説によると、なんとこの作品にもセーラームーンが影響していた。
エヴァンゲリオンの監督・庵野秀明氏いわく「葛城ミサトの髪型はセーラームーンをマネた」そうだ。見比べてみると分かるが、確かにそっくりである。
また、綾波レイの「レイ」はセーラームーンの火野レイから取ったという都市伝説も存在する。いずれにしろ庵野秀明氏がセーラームーンの大ファンであることは間違いなさそうだ。
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まさか!黒柳徹子がセーラームーンのコスプレ!?
こちらも説明不要の長寿番組、『徹子の部屋』でのこと。とある放送回でスタッフが悪ノリして黒柳徹子にセーラームーンのコスプレをさせようとした。
普通これくらいの大御所になればすぐ断りそうなものだが、彼女はこれを快く受け入れた。そして、実際にゲストと共にセーラームーンのコスプレをして番組が収録されたのだ。
なんとも都市伝説らしいバカげた話だが…これは紛れもなく事実だ。しかも黒柳徹子は『徹子の部屋』で何度もコスプレ姿を披露している。
最も驚きだったのがメイド服姿、想像しただけでも凄いインパクトである。
「セーラービーナス」はセーラームーンのボツ案だったらしい…
都市伝説が別方向にシフトしかけたので話を戻そう…セーラームーンに登場するセーラービーナスこと、愛野美奈子。
登場したての頃はしっかりしていてお姉さん的な立ち位置だった。しかし、放送を重ねるごとに段々と天然・ドジっ子・お馬鹿といった要素が足されて行く…
見た目の雰囲気も似ているので月野うさぎとキャラ分けが難しくなった程である。だがある都市伝説では、むしろ性格を月野うさぎに似せたとも言われている。
なぜそんな事をする必要があったのか?実は、愛野美奈子は元々セーラームーンの「初期案」だったという都市伝説が存在する。
この都市伝説によると初期案のままではインパクトが薄かったため急遽、月野うさぎが作られたのだ。そして初期の彼女は「ボツ案」になったものの、作者の愛が強すぎて別キャラとして復活したという。
当初は愛野美奈子こそがセーラームーンになる予定だったので性格も徐々に「本来の形」に戻していったということだろう。
後半のシリーズではむしろ月野うさぎの方がお姉さんに見えるのも、こうした理由からだと言われる。作者愛の強さが垣間見れる都市伝説である。
銀より金?セーラームーンの髪色にまつわる都市伝説
都市伝説によると「初期アニメ版」のセーラームーンでは、変身後の月野うさぎの髪は銀色になっていた。元々の髪が金色なのでコントラストを持たせる狙いがあったようだ。
しかしスタッフの間でこれが不評。「地味」「目立たない」などと言われ、やがて視聴者からもそうした意見が寄せられた。
そのため、やむなく変身後も金色のままになったのだ。それ以降ずっと金のままなので評判も良かったのだろう。
ちょっとした都市伝説だが、少しほっこりする話である。ところでセーラームーンといえば開始当初の主人公が「中学生」だった事をご存知だろうか?
大人びた雰囲気から思わず高校生だと勘違いした人も多いのでは?こんな驚きもなんとなく都市伝説っぽい話である。