るろうに剣心の「思わず使いたくなる」名言集!
1994年から週刊少年ジャンプで連載された不朽の名作「るろうに剣心」。
少し前には映画化もされ、未だに人気の高さがうかがえる。
今回は、そんな人気マンガ「るろうに剣心から」グッと来る名言の紹介だ。
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ここがポイント!
もはやプロポーズ!?るろうに剣心の「甘い名言」
るろうに剣心の第2話でいきなり放たれた名言がある。この回では実在の人物でもある山県有朋がるろうに剣心の世界に登場し、主人公の緋村剣心をスカウトする。
その場面で有朋は次のように語る。
「時代は変わった。明治の世に剣一本ではもはや何も出来ん」
これに対する剣心の答えが、こちら。
「剣一本でもこの瞳に止まる人々くらいなら、なんとか守れるでござるよ」
普通なら「手の届く範囲」くらいだが、この名言は「視界に納まる範囲」とかなりワイドなセリフだ。しかもこの言葉はただの名言にとどまらない。
なぜなら問題のシーンで、剣心はヒロインの薫の肩に手をポンと置いているのだ。これは「何があってもお前を守る」という意思表明とも取れる。
時代が時代なら完全にプロポーズである。名言とともに、薫の少し照れた表情も印象的なシーンだ。
ワンパク男子も真似た、るろうに剣心の技・名言の数々
昔も今も、中学生男子といえばおバカのシンボルだ。もちろん、るろうに剣心が最もブームだった時代もそれは変わらない。
そんな彼らのホットワードが「るろうに剣心」に登場するいくつかの技名や名言だった。
それまではドラゴンボールの「かめはめ波」などが主流だったが、ちょうどドラゴンボールZのアニメ終了とるろうに剣心のアニメ開始が重なった。
そのためある世代からは、るろうに剣心派という時期があった。そんな時代のおバカ男子が使っていたのが、斎藤一の牙突や相楽左之助の二重の極みだ。
雨の日ともなれば校舎内に傘を持ち込んでチャンバラごっこをする生徒が急増した。また同じく、斎藤一の名言「悪・即・斬」もこの時に流行った。
意味合いとすれば、見敵必殺やサーチ・アンド・デストロイとほぼ同じだ。今でも対戦型のオンラインゲームで使っているプレイヤーをたまに見かける名言である。
やはり、このキャッチーさは病みつきになるようだ。
現代社会にも通じる、るろうに剣心最大の名言
コミックスの16巻・京都編の終盤となる131話で、志々雄が瀬田宗次郎にこう語る。
「所詮この世は弱肉強食。強ければ生き弱ければ死ぬ」
純粋なチカラのみ正義とする志々雄らしい一言だ。これは現代に置きかえても、決して間違った考え方ではない。搾取する側の代名詞「ブラック企業」なんて言葉があるのを知れば明らかだろう。
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しかし、これで終わらないのが「るろうに剣心」だ。京都編のエピローグとなる148話・十本刀始末(後編)で剣心はこんな名言を残す。
「ただ強ければ生き、弱ければ死ぬという弱肉強食の時代だけは絶対に間違っているんだ」
作中では弥彦の問いかけである「俺たち勝ったんだよな?正しかったのは俺たちの方だよな?」に対する答えとして扱われている。
ここは志々雄の野望と剣心のビジョンに明確なコントラストも感じられる一幕だ。剣心は、人斬り抜刀斎という忘れたい過去を背負って生きている。
そんな彼だからこそ、強い弱いだけではない価値観を見出したかったのだろう。この名言からは思いやりの大切さも感じられる。
戦闘シーンだけでなく、意外とハートフルな部分もるろうに剣心の魅力だ。
なめちゃいけない本条鎌足の名言
そっち系のキャラというとコミカルな印象がある。るろうに剣心には似合わない気がするが、実は一人だけ存在するのだ。
それは京都編に登場した十本刀の一人、本条鎌足がその人である。名前もそうだが大鎌の鎌使いと、何から何まで「カマ」ばかりである。
「半端な覚悟じゃオカ○はやってられないのよ」
これは彼女(彼)が志々雄を守る時に放った名言だ。当時は今よりも偏見が強かったそうなので、確かに半端な覚悟ではいれなかっただろう…
外見は完全に女性であるため、多くの男性読者が「本当に女だったらなあ」と思い抱いたシーンだろう。
ちなみにこの設定、実は当時るろうに剣心のアシスタントを務めていたワンピース作者「尾田栄一郎氏」のアイデアなのだ。ワンピースにもそれ系のキャラが数多く登場するが…
もしかして尾田氏はそっち系が好き?
少し話がそれたが、るろうに剣心の名言、いかがだったろう。
こちらは作品本編ではないが、JUDY AND MARYが歌うアニメ版の主題歌「そばかす」から。
「思い出はいつも綺麗だけど、それだけじゃお腹がすくわ」
最後にこちらも個人的な名言として推しておこう。