【ファイナルファンタジーの裏設定】キャラの名前にはある秘密が…
作品があればその分だけ登場人物がいるし、当然彼らには名前がある。
数多くのシリーズや関連作品があるファイナルファンタジーともなると、100数えても足りないほどの名が存在する。
そこで今回紹介する裏設定は、ファイナルファンタジーに登場するキャラクターの「名前」についてだ。
ここがポイント!
FFのキャラ名は「自然」を意識していた?ネーミングの裏設定
ファイナルファンタジーの主人公には「自然」をモチーフにして名が付けられたキャラクターが結構いる。
有名どころで言えばクラウドがそうだ。これは英語で「雲」を表している。
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またファイナルファンタジー10の主人公ティーダは沖縄の方言で「太陽」を意味しているし、12の主人公ヴァンもフランス語で「風」を表す。
そして、この裏設定に当てはまる主人公はまだまだいる。例えば「スコール」もそうだし「ライトニング」もこの裏設定の通りだ。
中には「スノウ」(雪)や「ユウナ」(沖縄の方言で夜)のように、主人公以外にも自然をモチーフとした名称がある。
調べてみるとかなりの人物がこの法則に当てはまるのだ…意外と言葉の勉強にもなりそうな面白い裏設定になっている。
ゴルベーザ四天王にも裏設定が…FFだけのキャラじゃなかった!?
ファイナルファンタジー4に登場する強力な4人の敵…その名も「ゴルベーザ四天王」。
彼らは一人一人が強敵であり、用意されたBGMに酔いしれたのは筆者だけではないはず。
実際にプレイした人の中にはその「怖さ」と「感動」から強烈なイメージで記憶している人も多いだろう。
そして、このゴルベーザ四天王にも名前に関する裏設定が存在した。
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彼らの名前はご存知の通り「スカルミリョーネ」「ルビカンテ」「カイナッツォ」「バルバリシア」。もう見た目からして強そうな名だ。(個人的には、スカルミリョーネだけやや物足りない印象だったが…)
ところでこの名前、実は14世紀の詩人・ダンテが作った「神曲」という文学作品の中に登場する人物たちが元になっていたのだ。
ちなみにモデルとなった人物たちも「神曲」の中では「悪魔集団」として登場する。ハイクオリティと感じるセンスは昔も今も変わらないのかもしれない。
竜騎士の名前にまつわる裏設定…ファンナルファンタジーは全て繫がっていた?
ファイナルファンタジーではおなじみの職業「竜騎士」。空高く飛び上がり、ターゲット目がけて槍を刺すアタッカー的なジョブになる。
特に3D化した最近の作品では演出も凝っていて、竜騎士として登場するキャラはカッコいいイメージが強い…そんな竜騎士だが、シリーズ作品のいくつかで共通の名字が付けられていたという裏設定もある。
これは2のリチャードや4のカイン、そして7のシドなどがこの裏設定にあてはまる。どんな名字かと言うと、その名も「ハイウインド」。
イメージに沿って訳すと「天高く!」と言った感じだろうか、まさに竜騎士にピッタリのネーミングだと思う。ちなみに一部作品では「ハイウインド」は単なる称号としても扱われているので、全員が同じ一族というワケではない。
とは言え、ファイナルファンタジーの世界が「繫がっているかも…」なんて想像できたりもして、ある意味夢のある裏設定だと感じる。もしかするとホントのホントは、同じ一族なのかもしれない…
ちなみに作品によって表記が「ハイウインド」だったり「ハイウィンド」だったりまちまちだが、これは公式に「ハイウインド」の方を正しいとしている。
(これも余談だが、ローマ字で言うとwiではなくuiとのこと)
今回紹介した裏設定以外にも、ファイナルファンタジーの登場人物は何かしらのモチーフや法則にしたがってネーミングされているパターンが多い。
特に最近の作品ほどその傾向が強いようだ。やはり数えきれないほどの名前を付けるのは大変なのだろうか…