《ポケモンの悲しい都市伝説》ライバルの相棒ラッタは死んでいた
ポケモンをプレイする上で無視できない存在の一つにライバルの存在がある。
初代ポケモンではオーキド博士の孫という設定もあってか、主人公に強い対抗心を燃やしていた。
主人公の行く先々に現れては勝負を挑んでくる。そしてそのたびに負ける彼の姿に同情したものだ。
だが初代ポケモンのライバルには、そんなささいな同情をはるかに上回る悲しい都市伝説があったのだ。
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ライパルの手持ちポケモン、ラッタに死亡説が
ライバルが主人公に勝負を挑んでくるとき、手持ちポケモンの中に始めのうちはラッタ(または進化前のコラッタ)がいた。
しかしストーリーが進むと手持ちポケモンからラッタが消えてしまっている。
普通に考えればポケモンセンターに預けたのだろうとも思えるのだが、この都市伝説ではラッタが死んでしまったためだとしている。
この都市伝説は本当なのだろうか?
ラッタはポケモンセンターに埋葬されている?
まずライバルの手持ちポケモンからラッタがいなくなったタイミングだが…調べてみるとセント・アンヌ号の中で戦った時にはまだラッタがいる。
ちなみにこの一つ前の、ゴールデンブリッジでの戦いのときには進化前のコラッタがいる。次から次に新しいポケモンを使う主人公とは違ってまじめに育てているらしい。
セント・アンヌ号の次にライバルと戦うのはポケモンタワー。この時にはすでにラッタがいなくなっている。
つまり都市伝説の通りなら、セント・アンヌ号で戦ったときからここまでの間にラッタは「死んだ」ことになる。
ところでこの建物はタワーという名前の割に、中はびっしりとお墓で埋まっている。元々この建物はある老人がポケモンの供養のために建てたもの。
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ゲーム進行のために攻略しなければならない場所だが、メインストーリーにはあまり関係がない。主人公以外だと用事もなければ来る必要のない場所である。
このことから、都市伝説ではライバルが途中で死んでしまったラッタの墓を建てるためにこの場所を訪れたとされている。
スタッフが都市伝説の事実を認めていた
ラッタ死亡説についてスタッフからまさかのコメントがあった。「ライバルはポケモンタワーで何をしていたのか?」という質問に対し、以下の答え方をしている。
「大事にしていたポケモンに会いに来たのかもしれません」。
ここは墓地としても有名だが、死んでしまった仲間に会えるというオカルトチックな噂がされている場所でもある。手持ちポケモンの移り変わりから見ても「大事にしていたポケモン」とはラッタのことでほぼ間違いないだろう。
ポケモンタワーの中でライバルは主人公に対してこんなことを言う。「お前のポケモン死んだのか?生きてんじゃん」
可愛がっていたラッタが死んでしまい悲しさいっぱいだが、そんな弱さを見せたくなくて必死に強がっている……そんな風にも感じられる場面だ。
ちなみにライバルは、ラッタは例外として最初から最後までほぼ同じメンバーを使っている。途中でガーディやタマタマが加わってはいるがピジョンやケーシィは進化させながらずっと使い続けているのだ。
いつも生意気そうな態度のライバルだが、実は心優しい少年なのかもしれない…ラッタよ、安らかに。
ファンの間で噂されていた都市伝説が「公式」に認められた、都市伝説の中でも珍しいタイプと言えるだろう。こういうこともあるから都市伝説は面白い。