生放送中に水死体!?ズームイン朝の放送事故がヤバい

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1979年から2001年まで、日本テレビの朝の報道番組として放送されてきた「ズームイン朝

番組名を叫ぶお決まりの決めポーズや、ウィッキーさんの街角英語インタビューなど…今でも強烈にインプットしている人も多いだろう。

そんな伝説のニュース番組で、まさかの水死体が映ってしまうという放送事故があったことをご存知だろうか?

 

生放送ならではの放送事故!ズームイン朝に映った水死体

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詳細な日付は不明だが、この放送事故は番組の名物コーナーである「お天気リレーの最中に起こったという。

ちなみに、このいわゆる「ウェザーショー」は放送開始2〜3年は存在せず、キャスターが淡々と天気予報を発表するというものだった。

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ところがズームイン朝の番組プロデューサーがアメリカに旅行した際、欧米諸国ではお天気コーナーをある種のバラエティ化する仕掛けが流行っていると知る。

それで、お天気リレーが行われるようになったのだ。つまり少なくとも、この放送事故は番組開始より数年後に起こったものと推測できる訳だ。

さて、この7時またぎのお天気リレー。

現在でも週末版・ズームイン朝たる「ズムサタ」で行われているのでご存知の方も多いかと思うが、その名の通り全国各所の天気予報を代わる代わる告知していく形式になっている。

そして、問題の水死体はリレーが福岡に渡った時に映った。

いつものように大濠公園でお天気キャスターが福岡の予報を読み上げている最中に、あろうことかプカプカと浮かぶ「ソレ」が映り込んでしまったのだ。

大濠公園は名前に「壕」と付くように、元々は福岡城の外濠であったものを利用して作られた公園で、園内の至るところに水辺が存在する。

中央の池は貸しボートが出ているくらいの大きさだ。ズームイン朝のお天気リレーでは、放送事故以前から福岡の大濠公園が利用されていた。

この日も、直前までは特に不審な出来事はなかったという。

しかし生放送が始まってバトンが福岡に渡った瞬間…あろうことかその水死体は、水に流されてカメラに映ってしまったのだ。

いち早く異変を察したスタッフがカメラを下げることで、お茶の間にその異様な光景を流し続けるという事態は避けることが出来た。

しかし、生放送ゆえに「本来映ってはいけないナニか」がばっちりと撮影されており「悲惨な放送事故」という形になってしまった。

一説には前日まで大量の雨が降っていて、大濠公園の池も水かさを増していたなどと言われている。

また別の話では、この時リポーターは例の貸しボートに乗っていて、その横べりまで遺体が流れてきたという説もある。しかしいずれの話しも、真相は定かにはなっていない。

というのも、不思議なことにこの放送事故の証拠映像をネット上で探しても一切見つからないからだ。

流石に水死体が映り込んだ映像は、日本のネット倫理的にも問題ありだろうが…それにしても、関連するズームイン朝の動画が一切アップされていないというのも不可解な話である。

これについては「映り込んだ水死体が、前日より行方不明になっていた少女の遺体だったから」とする説もある。

そして興味本位でネット上にアップする人がいても遺族や、あるいは家族に配慮した権利者サイドが逐一発見し、すぐさま『放送事業者の権利侵害』という理由で削除依頼を出しているというのだ。

なるほど、いくらバラエティ色が強かったとはいえ、曲がりなりにもズームイン朝は報道番組。放送事故に対する扱い方は充分心得ていたと言うことだろう。

生放送で水死体!」などと聞けば野次馬根性で興味をそそられるものだが、その裏で悲しんでいる人たちがいることを忘れてはならない。

と、ここで終わればまだ「美談」という形で全てが丸く収まったのだが…

 

「火曜サスペンス」が放送事故を再現!?ズームイン朝の水死体がモチーフに

放送終了から10年以上が経つので、最近の若い人たちはもう知らないだろうが。日本テレビにはかつて火曜サスペンス劇場というドラマ番組が存在した。

例えば『家政婦は見た』『崖の上の犯人の自供』『とても印象強いオープニングテーマ』などなど…とにかく日本のサスペンスドラマの形式を完成させた、ある意味で伝説の番組だ。

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名前の通り、火曜日の21時からの枠で、現在でも一部のローカル局などでは昼過ぎくらいに再放送がやっていたりする。さて、この『火サス』の一体何が問題かということだが。

実は例の「ズームイン朝に水死体が映り込んでしまった」という放送事故をモチーフにしたドラマが、あろうことか同じ日テレの番組である『火サス』にて制作されてしまったのだ。

もちろん作られたからには、きっちり電波に乗せるのが流儀である。

嘘のような話しだが、このドラマは『火曜サスペンス劇場 ズームイン朝!殺人事件』というタイトルで、1990年ごろに映像化されている。

しかもドキュメンタリー性は一切なく、単なるサスペンスドラマといったカテゴリーで、他のフィクション作品と同様にいわゆる『火サス』的な流れで物語が進行する。

こちらは本家ズームイン朝の放送事故映像と違って、ネット上でももちろん確認出来る。早速見たところ、水死体が映ったことをただの「ハプニング」と捉えた作風になっている。

つまりはただ単に、モチーフとして扱った作品ということであり、そこに遺族の配慮があるとは到底思えないのだ。いくらか寛容な時代だったとはいえ、それにしても不謹慎極まりない…

そして不可解なことは、このように放送事故を面白おかしくネタにしていた局が、ネットが普及した時代には一転して水死体の遺族を擁護する方針に変わり身している点にある。

視聴者からすると「馬鹿にしているのか!」と思いたくもなる一連の流れだが…いや、ちょっと待ってほしい。

そもそもズームイン朝に「あらぬモノ」が映り込むというハプニングは、実際にあった出来事なのか?

例えば、公園に関する事件としては新宿中央公園で消化器が爆発したものや、井の頭恩賜公園のバラバラ遺体。

これらの事件はウィキペディアなどで調べれば、ハッキリと記述されている。

ところが例の放送事故で映った水死体のことは、ズームイン朝関連や大濠公園側について調べても、一切情報が上がっていないのだ。

いくら遺族に配慮しているとは言え、どの場所にも『事実』が掲載されていないのは不思議な話。もしかするとこの放送事故、単なる都市伝説という可能性もあるのでは…?

ただ、それにしては『ズームイン朝』『お天気リレー』『大濠公園』と、ディテールがはっきりし過ぎている。

あるいは視聴者たちが、何かの物体を水死体と見間違えたことを噂程度に話していたものが、いつしか尾ひれがついて都市伝説化してしまった…という風にも考えられる。

が、もちろん何かしらの放送事故があった可能性も十分にある。ウソかマコトか分からない、これが都市伝説の面白いところだ。

 

水死体以外にも多くの放送事故が…

ズームイン朝の放送事故といえば、大濠公園の湖上に浮かぶ「水死体の映像」だけと思われがちだが…実は上記のハプニング以外にも、生放送ならではのヒヤッとする回が他にもいくつか存在する。

中でも最もセンセーショナルなのが、入水自殺を映してしまったというもの。

これも水死体の件と同じように、やはりお天気リレー時のハプニング。静岡のとある海岸からリポートしている最中に、カメラの前を横切って崖から飛び込もうとする女性が現れたのだ。

この時は、リポーターのアナウンサーがとっさの対応を取って事なきを得たが…一歩間違えれば、水死体以上に最悪な放送事故に成り兼ねなかったのだ。

もうちょっとライトかつ、インパクトの大きいところではリポーターが感電したという事件もある。

ズームイン朝では生放送中に様々な人や場所にインタビューするというコーナーがあったが、その日は『移動飲食』についての特集が組まれていた。

石焼き芋に代表される軽トラックやライトバンを改造した移動屋台式のお店は、今でこそ普通に見かけるが、放送当時は珍しかったのだ。

そんな理由から福岡市内を走る「移動たこ焼き屋」の特集が組まれ、リポーターは車内の様子を伝えるためにワンボックスカーのドアに手をかけた。

ところがその瞬間。そのアナウンサーが地面に倒れ、暫く動けなくなるというハプニングが発生。

アナウンサーはそれから30秒ほどして何ごともなかったかのように立ち上がった。そして原因を聞いてみると、漏電による感電とのことだった。

我々の生活上でも十分に起こりうる危険な放送事故と、教訓的な映像として見ることも可能。しかし、話はここで終わらない。

このアナウンサーは、当時メインキャスターを努めていた徳光和夫が「もう大丈夫だから」と止めるのも聞かず、その後も淡々と移動飲食のインタビューを続けたのだ。

プロ根性とはよく聞く言葉だが、ここまで徹底したプロフェッショナル魂を持つアナが所属していたというのも、さすが『朝の顔』たるズームイン朝と言ったところだろう。

ただし、肝心のメインキャスターたる徳光和夫が寝坊で生放送に遅刻。ジャケットには着替えたものの、パンツはパジャマ姿で本番を迎えたなんていう放送事故もある。

またウィッキーさんが、何かの事件現場にいた警察に英語インタビューを試みたというハプニングも起きていた。

いずれにせよ、水死体事件に比べれば可愛いエピソードではある。しかし生放送だけに、このようなちょっとしたトピックスは日常茶飯事だったようで…

朝の報道番組における放送事故は、今回紹介した水死体の件以外にも実は数多く存在する。ズームイン朝の後継番組であるZIP!やズムサタにも当然あるし、他局のめざましテレビなども言わずもがなだ。

やはり生放送だけあって、ハプニングとは切っても切れない関係にあるようだ。

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