実際にありそうな「クレヨンしんちゃん」の怖い話【3つ】

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今回はクレヨンしんちゃんの怖い話のなかでも筆者が「特に怖い」と思ったものを紹介する。

インパクト勝負ではなく、ある意味色々と想像させられる恐怖がある…

 

気付けば一人増えている…

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こちらはクレヨンしんちゃん第367回で放送された「知らない誰かがいるゾ」というタイトルの怖い話。いつもの幼稚園メンバーが園内でかくれんぼをしている時のこと。

鬼のまさおくんが隠れているみんなを次々に見つけて、最後は風間くんだけになった。しかしもう少しで見つかりそうになったとき、教室のドアの前に今まで見たこともない子が立っていた。

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まさおくんはその子に対して「見っけ!」という。その後も彼らは「見知らぬ子」を普通に受け入れて遊び続ける。

しかし誰もその子どものことを知らないし、園長先生に指摘されるまで一人増えていることにすら気付かなかった。一人増えているとわかってからも「誰が増えたの?」といった感じだ。

園長先生はみんなを怖がらせないために幸せを呼ぶ「座敷わらし」だと説明したが、むしろ先生が怖がっている様子だった。そして、みんなが去っていった後に園長先生の背後に立つ謎の子ども。

彼は本当に座敷わらしだったのだろうか?いやむしろ、子ども達が誰もおかしさに気付かないことが怖い。

例えば会社や学校の教室に机が一つ増えていたとする。あなたはちゃんと気付けるだろうか

 

出会ってしまったもう一人の自分

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同じくクレヨンしんちゃん第367回から「オラとオラの対決だゾ!」。この話はみさえからの頼まれごとを無視してしんのすけが遊びに出かけるところから始まる。

クレヨンしんちゃんにはよくある話だと思う。そして、いつもの展開ならこの後こっぴどくおしおきをくらう。

だがこの回では、遊びから帰ってきたしんのすけがなぜか怒られない。しかも無視していたはずの頼まれごともキチンと終わっている

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不可解なことは他にも次々と起こってゆく。そして、これらは全て「もう一人のしんのすけ」による行為だった。彼は鏡の世界から来たらしく、みさえの頼みごともこの「もう一人の自分」がやっていたのだ。

この話は言うなればクローンしんちゃんと本物のしんのすけの「対決ストーリー」になっている。最後は本物が機転をきかせて退治するのだが…

いわゆるドッペルゲンガーをモチーフにした怖い話は昔からよくある。この手の怖い話は「三回あったら良くないことが起きる」など、現実世界でも噂されていて、オカルトものとしてはチープというか在り来たりだ。

とは言え、クレヨンしんちゃんの怖い話では偽物は「」から来ている。ここがかなり怖い。鏡というのは昔から「あの世とこの世をつなぐ道具」だと言われているからだ。

我々が普段からよく使う鏡は、実際にはかなりオカルト的な物だし、鏡にまつわる怖い話もかなりの数がある。髪型や服装をチェックしている時に「後ろに誰か立っているかも…」なんて経験はないだろうか。

もしかしたら鏡の中にもう一人のあなたがいるのかもしれない。そう、この怖い話のように…

 

誰もいないはずの家で怪現象が…?

最後は第357回で放送された怖い話。題名は「真夏のホラー体験だゾ」だ。まさおくんが家に帰るといつもいるはずの母親がいない。

不安になったまさおくんは、しんのすけたちを「誰か帰ってくるまで一緒にいて!」と家の中に招く。そこで次々と怪奇現象が起きるという話。

しかし母親は初めから家にいて、単に「すれ違い」が起きていただけ。怪奇現象も「母親が原因だった」というオチ付きだ。本編でもタイトルとは正反対にギャグ回として描かれている。

しかし、この回を怖い話として紹介したのにはワケがある。例えば有名なホラースポットを思い浮かべて欲しい。

「廃校になった学校」「つぶれた病院」「倒産したホテル」…本来ならどこも誰かしら人がいて当たり前だった場所である。

原因はどうあれ、普段人がいる場所に誰もいないというのはそれだけで怖いこと。そしてそれが、自分にとって最も身近な「我が家」で起きたとなると…

筆者も子どものころ、夕暮れまで一人で留守番をした経験があるがやっぱり不安だった。こういう思い出を一つのストーリーとして作れるクレヨンしんちゃんはやはり怖い。

いや失礼、やっぱり面白い。クレヨンしんちゃんの怖い話を紹介してきて感じたことは、大抵は身近にあるものをテーマにしている点だ。

普遍的なテーマだけに生々しいというか、色々と想像させられてしまう。だが時にこうした想像も楽しいかもしれない。

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