【怖い都市伝説】膝の皿に大量寄生したフジツボ、その後が悲惨…

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夏が来れば思い出す、といえば尾瀬とフジツボ

という人はあまり居ないかもしれないが…この甲殻生物が「膝に寄生する」という話を、誰しも一度くらいは耳にしたことがあるだろう。

今回はそんな都市伝説じみた夏の恐怖!なエピソードについて紹介したい。

 

フジツボが膝の皿に…!?体内寄生の恐ろしい都市伝説

いつかの深夜アニメ「けいおん!」でも「膝の皿屋敷」として紹介された、フジツボが体に寄生するという都市伝説…だが、あまり内容について詳しくない人のためにざっとこの噂について紹介しておこう。

このエピソードは「魚のシャコが集まるところには水死体がある」という噂と並んで、海にまつわる2大ゴシップとも呼ばれている。

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いわくある夏のシーズン。海水浴に来ていた男性が岩場で転び、膝を擦りむいてしまったところから話はスタートする。

彼はそのまま帰宅し、しばらく経ってから体に異変を感じ始めるのだ。そこで病院に通い、レントゲンを撮ってもらうと…なんと傷口に大量のフジツボが寄生していたのである。

どうも岩場で怪我をした時にその傷口からフジツボの卵が侵入。そのまま彼の膝で孵化し、さらに成長したということらしい。

男性はその場ですぐに手術を受けて事なきを得たが、もし発見が遅かったら…やがては命の危険にまでさらされていたかもしれない。

というのが、簡単に説明した「フジツボの皿屋敷」的な都市伝説の内容である。恐らくどなたも、ボンヤリと聞いたことがあるだろう。

もうちょっとディテールに凝ったところでは「歩くたびに膝にジャリジャリとした違和感が現れる」などと言う表現もあり、想像するだけで気持ち悪い。

あるいは別パターンとして…男性が違和感を覚えつつ、日常生活を続けていたある朝。目覚めて足を見たら、皿の部分にびっしり成長しきったフジツボが繁殖していた

と言う余計にホラーテイストなものまである。いずれにしろ、よくもまあこんな都市伝説を思い付くものだ。

と、デマを前提として考えてみるが。いやしかし、本当にこのエピソードは根も葉もない噂なのだろうか?

 

膝に寄生の真相は?フジツボは本当に体内で成長するのか?

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都市伝説通り、フジツボは本当に人体に寄生し、しかもそこから繁殖。あるいは成長することが可能なのか?その真相に触れる前に、まず「客観的事実」に着目したい。

まずもっとも気になるのは「サマーシーズンの岩場に甲殻類が生息しているのか?」という疑問だ。結論から言うと、これは事実である。

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一口に「フジツボ」と言っても多くの種類がいるので、全てが該当するわけではない。しかし彼らの中には、夏の最盛期に産卵シーズンを迎えるものもいくらか存在する。

また彼らは動きがノロい特性上、繁殖のために群がっていることも多いので、夏の岩場に寄生するほど大量の数で存在していても不思議ではないのだ。

さらに、この都市伝説を裏付ける面白いエピソードがある。これは実在の雑誌「サバイバルマガジン」などで紹介された逸話だ。

ある年の夏、海辺に出かけた男性は消波ブロック(いわゆるテトラポッド)に足をかけてしまう。そこでうっかり滑って転び、膝を擦りむいてしまった。

彼は「潜水作業夫」という仕事のために近隣で作業をしていたのだが、終業後に精密検査を受けたところ…やはり体内に大量のフジツボが寄生していたのだ。

もちろんこの話についても「デマだろう」という見方があるのも確かだ。そうした意見の中には「体内と海水では塩分濃度が違うため、フジツボは生息できない」と言った信ぴょう性の高い論拠もある。

また「甲殻生物の幼生は干潟などには生息せず、海中でプランクトンなどをエサにして成長する」という意見や、反対に「寄生したのは卵の状態の時だからやはり岩場にも存在する」など…

どちらも正しく思えるような意見が多数見受けられる。つまり結論から言ってしまうと、都市伝説の真偽は定かではないのだ。

しかし、このような「甲殻生物が人体に寄生する」というエピソードは日本国内にとどまらない。これは実際に2013年に発覚した事件であり、当時のニュースでもたびたび報道されたものだが…

カルフォルニアに住む4才の男児が、海岸で転んだ際やはり膝を怪我してしまい、そこに巻き貝の卵が付着したというのである。

さらにこの卵が孵化して成長したという、対象こそフジツボではないものの、全く同じような現象がアメリカで本当に起こっていたのだ。

もちろん、だからといって都市伝説の内容が正しいという完全な証明にはならない。しかしながら、こうした事実から考えれば意外と「なくはない」と思ってしまわないだろうか…?

いずれにしろ海辺での怪我は、雑菌や海水、あるいは傷口に砂が入り込んだりして化膿するなどの危険がある。

いや、もしかするとフジツボの都市伝説も、そうした危険に対する注意喚起の意味で生まれた噂なのかもしれない。とにかく、海での怪我には十分注意してもらいたい。

 

フジツボの寄生と人間心理には密接な関係が…都市伝説が恐れられるワケ

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主観的な感覚かもしれないが、先に紹介した「シャコの都市伝説」よりフジツボの「膝の皿屋敷」の方がインパクトや知名度ともに高いように感じられる。

もちろん前者は水死体を発見するというショックはあるものの、実害が少ない点がゴシップとしての話題性に欠けていると思う。

反面、後者のエピソードは実際に「自分の体に寄生されるかもしれない!」という恐怖があるため、いわゆるアーバンレジェンド的な衝撃度としては高いのだろう。

そうした理由から、フジツボの都市伝説は多くの人の間に広まったと考えられるのだが…しかし果たしてそれだけだろうか?

この生物は甲殻類の中でも、ひときわ気味悪がられる存在だ。中には岩場などに繁殖している画像を見るだけで吐き気を催す人もいるくらいである。

なぜかと言うと、人によっては「同じ物体が無数に群がっている状態」に恐怖を覚えるからだ。この現象は日本では「蓮コラ」として知られている。

等間隔に空いた蓮の実の穴を、画像編集(コラージュ)でさらにびっしりと並べたものである。

これらは「精神的ブラクラ(ブラウザクラッシャー)」などとも呼ばれ、タチの悪いイタズラ目的の画像とされている。

つまりこれと同じことがフジツボの群生にも言えるということで、膝に寄生されるのではという恐怖から都市伝説化したと思われる…

こうした「群体に対する恐怖」は実際に現代病として、2005年にトライポフォビアと命名された。要するに実在する精神病なのである。

日本では集合体恐怖症という俗称で呼ばれることもあるが、やはりネットの影響か「蓮コラ」の方が通じる場合も多い。

いずれにしろフジツボの膝屋敷エピソードは、こうした人間心理にしっかり基づいた都市伝説なのである。

しかしこれ、仮にデマだとすれば数十年前から噂されている話ということで、思いついた人間はどれだけ先見の明があったのだろう。いや決して、褒められた才能ではないのだが…

フジツボ」はどこにでも群生することから、海産物の養殖の面でも害悪とされることがほとんどだ。しかし東北地方では、ある種類の物がツボガキなどと呼ばれ「高級食材」としても嗜まれている。

例えば、こういう貝を都市伝説のように膝裏に寄生させて、かつ繁殖に成功すれば…多大な犠牲を払った永久機関の出来上がり!?が、「良い子」は絶対に真似しないでもらいたい…

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